2003年12月26日 東京ミレナリオ撮影のコツ

東京ミレナリオ
撮影日2003年12月26日 coolpix2100

たまたま東京駅を通りかかったので、 東京ミレナリオ を見物してきました。 ものすごい人だかりだと聞いていたので、 写真なんて果して撮れるのか?と思っていましたが、けっこううまく撮れました。 そこで今日は、「ミレナリオ2003撮影のコツ(丸の内仲通り作品)」などを書いてみたいと思います。

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ミレナリオ撮影の難しさは、1にも2にも、群集に囲まれているという点にあります。

  1. 群集の歩く波に乗りつつ撮ること
  2. 群集の姿を写真に写しこまないこと

ミレナリオ撮影の難しさはこの2点に集約されます。

ではこの二つの難問をクリアするためには、 まずどんなカメラを使用すべきでしょうか。 これには、液晶を見ながら撮れるデジカメのコンパクトタイプ が相応しいと思います。 液晶の角度が変えられるものならモアベター。 カメラを高く掲げても、液晶画面を見ることができるからです。 だからビデオムービーなんかも吉ですね。 ファインダーを覗きながら歩くのは困難なので、フィルムカメラや 液晶を見ながら撮影できないデジタル一眼レフで撮るのはちょっと難しいかもしれません。

東京ミレナリオ

ミレナリオのアーチの続く丸の内仲通り内部での撮影はそれほど難しくはありません。 カメラを真上近くに向ければいいので、前の人の頭が写りこむ心配もありませんし、 とても明るいのでシャッタースピードも速い。 それに、周りの混雑の仕方も、外よりゆるいようです。

問題は、最大のフォトスポット、 フロントーネと呼ばれる丸の内仲通りの入り口部分です。 ここは混雑もすごいわ、周りにはお巡りさんがたくさん立っていて、 「立ち止まって写真を撮らないでください」と拡声器で叫んでいるわで、 なかなかの逆境です。

ところが、ここにちょっとした裏ワザがあるんだなー。 それは"信号"です。信号が赤になってしまえば、立ち止まらないわけにはいかない。 堂々と立ち止まって写真を撮れます。 なので、ミレナリオフロントーネ撮影の成功は、 その手前にある行幸通りで赤信号に引っかかれるかどうかにかかっている といっても過言ではありません。 行幸通りの手前、群集から一歩外れたところで赤信号の間隔を読み、 タイミングを見計らってうまーく赤信号にひっかかれるような波に乗るのが吉と言えましょう。 できれば赤信号で差し止められた最前列に陣取れればサイコー! 赤信号で立ち止まらなかった人はどんどん前へ進んで行ってしまうので、 信号の前数十メートルはガラ空きとなって、フロントーネ独り占め状態となります。

できればそのとき、道の右側の方にいれば、モアベター。 フロントーネの手前左にある歩行者信号をうまく避けて撮影できます。

でももし道の左側にいても、がっかりしないで。 別のラッキーがあなたを待っています。 左側には東京駅があり、丸の内口作品を撮影するチャンスに恵まれるのです。 (会場周辺のマップ

今年のミレナリオは2004年1月1日まで。あと6日あります。 なのでこの日記を読まれた方は超ラッキーと思い、 デジカメを持って、ミレナリオを撮りにいかれてはいかがでしょうか。

それではグッドラック♪

丸の内口作品
丸の内口作品