グルジア語

ジョージアの先生

 DMM英会話でジョージアの先生のレッスンを初めて受けました。

 「そんな国、あったっけ?」と思われた方、仲間だー。

 実は「ジョージア」というのは「グルジア」のこと。わたしもレッスンの30分前まで知りませんでした。自己紹介ビデオで先生が「I am from Georgia」と言っているのを聞いて「英語ではグルジアのことをGeorgiaって呼ぶんだー」と他人事のように思っていたのですが、レッスン前に予備知識をつけておこうと思って読んだウィキペディアで、日本でも先月22日からそう呼ぶようなったと知りました。

 そんないま話題の国に、それとは知らずにタイムリーに予約を入れた自分、エライ! ちなみにDMM英会話の先生の国籍はまだグルジア表記のままのようです。

 レッスンは50分、ひたすらジョージアについて聞きまくりました。やわらかいことから堅めの話題まで。

 「先生の容貌は、一般的なジョージア人っぽいですか?」なんてことまで聞いた(笑)。そしたら春香クリスティーン似の先生、朗らかに笑って、「そうね、そうだと思うわ。ジョージアの人はほとんどがわたしのように髪も目も濃い色よ」と答えてくださった。先生の肌は色白。でも西洋人ほど険しくない、優しいお顔立ち。肌の色はけっこう人によって違い、もっと白い人もいれば、濃い人もいるそうです。

 名前すら知らなかったくらいだから、ジョージアについて知っていたことといえば、黒海とカスピ海に挟まれたコーカサスあたりっていうだいたいの位置と、旧ソ諸国であることくらい。数年前にCISを脱退していたことすら今回初めて知りました。

 でもそこは言語オタク、グルジア語に関しては、印欧語族ともアラビア語・トルコ語とも親戚関係にない言語で、文字も独特だということは知っていました。

 ・・・ってこれも、「グルジア語」、「グルジア文字」じゃなく、これからは、「ジョージア語」、「ジョージア文字」って呼ばなくちゃいけないのかな? なんか違和感あるなあ~。ジョージアってジョージア州みたいでつまらない。グルジアのほうがエキゾチックで好きなんだけど。

 早速、先生にグルジア語の挨拶をいくつか教えてもらいましたよ^^。グルジア語は文字と音が完全対応しているので、そのまま読めばよいそうです。(※リンクはforvoに飛びます)

  Hello = გამარჯობა (gamarjoba)

  Thank you = მადლობა (madloba)

  Good morning = დილა მშვიდობის (dila mshvidobis

  Good bye = ნახვამდის (nakhvamdis) ※フォーマルな言い方

  Bye = კარგად (kargad) ※親しい人に

  See you = შეხვედრამდე (shekhvedramde)

 ちょっと、良くないですかーーー?! この文字ーーー♡♡♡

 たったこれだけでも、文字と音の対応がけっこう分かりますね。Byeまでやりさえすれば、最後のSee you はラテン文字がなくてもどう読むのかが分かる^^。

 いつか行くチャンスに恵まれたときに備え、旅行情報もしっかりキャッチ。

 旅行者はヨーロッパから、留学生はイラクやインドからが多いそうです。首都トビリシで一番の観光スポットは旧市街と、その真ん中の丘の上に立つ古いお城。中には教会もあるそうです。数年前には別の壮麗な教会も建設されたそうで、市民は正教会の信者が多いそうですが、信仰の度合いは人それぞれで、毎週教会に行く人ばかりではなく、イスラム教徒やローマンカソリックなど、他の宗教の信者もいるのだとか。

 気候は穏やかで、四季はあるものの、夏の暑さは30度を超えることはなく、冬の寒さも0度より下がることは滅多にないそうです。台風もなければハリケーンも来ない。地震も滅多にないそう。旱魃や洪水が地域によってはたまに起るそうです。

 目下一番の問題は経済。教師の初任給はわずか1万5000円程度、銀行員でも4~5万程度。物価も安いので普段の暮らしには困らないが、衣類や変わった食料など、輸入品が高価で、高給を得るため、海外への出稼ぎも多いとのこと。

 トビリシだけだと一日で見終わってしまうので、滞在が長い旅行者はを見に行ったりするそうです。

 あと、ジョージアでも温泉で遊ぶ習慣があるんだそう!!

 それと、民族衣装について尋ねたら、こんなリンクを送ってくれました。普段には全く着ないそうで、現在はもっぱら結婚式の花嫁と花婿の衣装として使われているそう。

 結婚といえば、ジョージアの人は結婚が早く、21歳~22歳くらいに結婚する人が多いそう。

 それは兵役とも関係あるらしい。兵役があるのは男性のみで、6歳に学校に入り、18歳で学校を卒業すると(小学校・中学校のような切れ目はなく、12年間、一つの学校)、1年半の兵役に行かなくてはならないのだけれど、大学在学中は兵役免除で、さらに、結婚して子どもが二人以上いる男の人は兵役が免除されるので、大学在学中に結婚して子どもをもうける人が多いそうです。

 更に、若い人にはバッチリ兵役が課されるけれど、年齢を重ねるごとに兵役負担は軽くなり、40歳を超える頃には1ヶ月の兵役程度で済み、机上の研修程度で終わったりも。

 「どうやって結婚相手を見つけるの?」と尋ねたら、大学の同級生など、友達を通して知り合うことが多いそうで、お見合い結婚などは、今はほとんどないそうです。ちなみに「先生はもう見つけた?」と尋ねたら、まだだそう(笑)。ほんとかな?

 ちなみに、大学に進学を希望する人は多いけれど、成績が悪いと進学できないそうです。成績さえよければ国の奨学金を受けることができ、学費のほとんどがカバーできるそう。

 あー、本当に楽しい50分でした。毎日いろんな国と直に繋がり、望みさえすれば、様々な言語に触れられるって、なんてリッチな環境なんだろう~。スカイプのおかげで、10年前には想像もしなかった夢のような毎日です^^。

DMM英会話

Lady Emma Hamilton
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