フランス語

猫という名の猫

 今日は初めてブルガリアの先生と会話しました。

 DMMはセルビアとかボスニアヘルツェゴビナとかルーマニアなど、他のバルカン半島の国々の先生は多いのですが、ブルガリアの先生はなぜか一人。

 いろんな国の話を聞きたいので、レアな国の先生の授業に空きを見つけると、最優先で予約を入れます。レアな国の先生は、なかなか予約が取れない上、「そのうちいつか」と思っていると、いつの間にか辞めてしまっていたりするので。

 チュニジア、スリランカ、ベラルーシ、ペルーなど、以前は先生がいたけれど、今は欠番になっている国も多い。フランスなんて、7、8人いるから安心していたら、いつの間にか全員いなくなっていた;;

 実はこのブルガリアの先生、フランス語ができるというのも魅力でした。

 「わー、どうしよ、久々にフランス語、喋っちゃう?!」なんてもくろみもチラリ。

 でもいざ授業が始まったら、Moi aussi je parle le français, mais juste un petit peu. J’adore le françaisくらいまではなんとか言えたんだけど、「でも最近、フランス語を話すチャンスがなくて」といおうと思ったらもう言えない^^;。どこが言えないって、avoirの活用が分からなかったという(汗)。

 なんかフランス語って、できたためしがない。たまに喋ってみては、「あ、やっぱ喋れないわ」と確認するパターンが定着している。・・・というか、常に気になっているにもかかわらず、フランス語って決して優先順位が一番にあがってこないのよねえ、なぜか-_-;。

 でも今回、「今はできないけど、ちょっとやったらできるかも?」な感じがしました。avoirの活用すら分からないクセして何言ってんだ?って感じですが、なんとなく頭がフランス語になっていた気がする。ほんの短い時間でしたが、完全に日本語ヌキで考えていました。

 先生、わたしが言いかけたこと、フランス語で教えてくれたし(Je n’ai pas le temps de parler le français.だったかな?)、そのままフランス語でもいいかな、とも思ったのですが、聞きたいこと・話したいことがたくさんあったので、英語に切り替えました。

 これは正解でした。25分がものすごーく有効に使えた。わたし同様、たぶん先生ももともと早口な性分なんだと思う。お互い相手が早口だと安心して自分も早口になり、えらい勢いで喋りました。結果、「25分でこんなにたくさん話せるか!」っていうくらい、たくさん喋れた。たぶんいつもの50分ぶんくらい話せたと思う。

 先生や自分の名前の由来とか、子どもの話とか、なぜかコンピュータ言語の話とか。大学はどこで、どこに住んでいたとか、旅行でどこに行ったとか。できれば近いうちにバルカン半島に行きたいんだと告げ、ブルガリアのオススメスポットについてもしっかり聞きました。

 首都ソフィアで地下にもぐると発掘しかけのローマやギリシャ時代の遺跡がたくさんあるんだそう。地下ってところに惹かれる。どうやって入るんだろう? 中はどんな感じになってるんだろう?? 

 気候は大陸的で(黒海に面しているのになぜ?)、年較差が大きい。夏は40度になることもあり、冬は零下になり、雪も多いんだそう。実は意外と山がちで、高い山がたくさんあり、冬になるとヨーロッパ各地からスキーヤーが集まるそうです。

 でも何より一番印象的だったのは、ニャンコ! 先生、生後2ヶ月の子猫を飼っていて、抱き上げて見せてくれました。きゃわゆい~~~!! アメショっぽい柄♪

 名前がまたいい。「ガト」。「ネコ」という名のネコ(笑)。スペイン語のgato(猫)とフランス語のgâteau(ケーキ)をかけたのですと。

 こういうときです。いろんな言語をかじっててよかったな、って思うのは。フランス語なんてろくにできませんが、それでもgâteauくらいはわかり、こんな掛け言葉にニヤリとできる。なんだかちょっと先生と秘密を共有したような気分になりました。

ブルガリアには行ったことがないので、フランスの画像^^


ブルガリアには行ったことがないので、フランスの画像^^

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