2003年5月8日 ピロリ菌を追え!!(その4)

昨日からの続き。
今日は朝から"ピロリ呼気検査"を受けにいってまいりました。

正確に言うと、今日受けたのは"尿素呼気検査"と呼ばれるもののようです。 大塚製薬の"ユービット"という試薬を飲み、 肺から吐き出した息を試薬を飲まないで吐き出した息を、 大塚電子(大塚製薬の関連会社)製の 呼気ガス分析装置 (UBiT-IR300)にて検査するようです。
ほほほ‥、差し出された雑誌に没頭してるとみせかけて、 実は検査室を見回し、看護婦さんたちの会話に耳を澄ませ、 試薬や検査装置の機種名までしっかり憶えて帰ってきたうさぎ。 日記サイト張ってるのは伊達じゃございません。

メーカーのサイトには

H.ピロリに感染しているかどうかを簡便にその場で判断し
尿素呼気試験後(ユービット)速やかに除菌治療を行うかどうかの決定ができる

という説明がありますが、 うさぎがかかっている病院では検査結果が出るまでに一週間かかると言われました。 なので、ピロリ菌が検出されたかどうかは、次回のお楽しみ。 今日は検査の様子のみのご報告です(超つまらないかも)。

検査は次のような順番に行われました。

  1. 試薬を飲んでいない状態の息を採集する
  2. 試薬を飲んで、口をゆすぐ
  3. 5分間、左を下にして横になる
  4. 15分間、座った姿勢で待つ
  5. 再度、息を採集する

息の採集というのは、 ヴィダーインゼリー或いは宇宙食のチューブパックみたいなのに息を吹き込むだけ。 とっても簡単。試薬使用前と使用後と、2つのパックを使いました。

試薬はもちろん、ユービット。100ccの水に溶かしてあるのを飲みました。 副作用や安全性になんの問題もない薬とのことですが、一体どんな味がするのやら‥と 思ったら、体が飲むのをいやがりました。 けれど思い切って飲んでみたら、まるっきり普通の水と変わりなし。 しかもひんやりと冷やしてあるというお心遣いに痛み入りました。 (もしや、冬はほんのり温めてあったりなんか‥?)。

でもこれ、あまりにも普通の水と変わらない。
「本当にこれ試薬が入っているのでしょうか? もしや入れ忘れてたりなんか‥?」 と思わず看護婦さんに確認してしまいました。
「大丈夫。つくりおきではなく、今作ったばかりですから」とのこと。 クランケとしちゃ、そのお言葉を信じるほかはありませんね。 ああでも、できることなら目の前で作っていただきたかった‥。

約20分ほどで全行程が終了。とっても簡単でした。
気になるお値段は、2110円。
――アラ、妙ねえ。昨日調べてもらったお値段はたしか1200円台だったはず。
1500円の血液検査よりもお手ごろじゃないの、って思った覚えがあるもの。

明細を見たら、

診察代 333円
検査費用 1773円

なのですと。

きっとやむをえない理由で今日から500円値上がりしたのねっ!
それに、医者の顔を見てもいないのに診察代がかかるのも摩訶不思議だけれど、 きっとこれは検査結果を来週聞きに行ったときの前払いなのねっ!
まさか正義の味方である病院が、いたいけな庶民から不当に搾取するはずがないものねっ!

‥でもこれでもしピロリ菌が検出できなかったら‥。

やっぱり試薬が入ってなかったんじゃないかとうたぐっちゃいそうな自分がコワイ。
自分の体内に菌がいることを期待してるってことからして、どこか妙ですが。

来週につづく