うさぎの英語多読・多聴メモ その6

英語の多読・多聴リストその6(150万語〜206万語)です。 本で読んだもの、CDで聞いたものを区別せずカウントしています。 (総語数が1000語以下の本と再読・再聴は除外)。

は、わたし自身の気に入り度です。 が多いほど、面白かった、読んでよかったものです。

部分に下線がついているものは、 SSS書評システムへのリンクが貼ってあります。 他の方の感想・評価が読めますので、本選びの参考にどうぞ。 ネタバレや、詳しすぎるあらすじが書いてあることもあるので、注意が必要ですが、 本を読んだ後に他の人の感想を読むと、自分と違った見方を発見することもでき、楽しいです。

書名にはAmazon.co.jpへのリンクが貼ってあります。 アマゾンでも書評が読めます。

日付本の内容レベル
語数
7/26 Junie B. Jones and the Stupid Smelly Bus

★★★

Junie B. Jones and the Stupid Smelly Bus

ジュニー・Bは今日初めて幼稚園へ。 ママは「きっと楽しいわよ」って言うけれど・・・。 ジュニーのハチャメチャな幼稚園第一日目。

好き嫌いが分かれそうな一冊。 ジュニーのやりたい放題に、爽快感を感じるかどうかがカギだと思います。 わたしは、ジュニーの気持ちは分かるけれど、ちょっとついてけない。 迷惑をかけまくってなお、子供が反省せずに終わるところがアメリカ的。 別売CDあり。

JBJ
(Y3.5)

6640
7/27 Lizzie Zipmouth

★★★★★

Lizzie Zipmouth

ママとわたし、二人で楽しく過ごしていたのに、またママが再婚することに。 今度のパパも一見親切そうだけど、きっとそのうち前と同じように・・・。

母親の最初の再婚で傷ついたリジーが、平易な英語で淡々と語る一人称の物語。 賑やかな表紙のイメージとは異なる静かな語りから、リジーの気持ちが切々と伝わってきました。 切ないけれど、読むのが辛いほどではない、優しい口当たり。 なんどでも読み返したいです。

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(Y3.3)

7000
7/28 Sleepovers

★★★★

Sleepovers

転校先の学校で出来た友だちは、わたしを含め5人組。 お泊り会をすることになったけれど、わたしも行っていいのかな・・・。

華やかな女の子のお泊り会の世界。 その傍らで語られる知的障害者の姉への本音。 日本の本ではこういう本音は書けないかなと思いました。 ただ友人関係が二元的なのが気になりました。 単純に善玉と悪玉に区別できないからこそ、人間関係は難しいと思うのですが。

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(Y3.4)

14000
7/29 Christmas in Camelot

★★★★★

Christmas in Camelot

冬の夕暮れ、ジャックとアニーのもとにキャメロットからクリスマスの招待状が届く。 行ってみるとそこは・・・。

「マジック・ツリー・ハウス」29巻目。 アーサー王伝説を下敷きにした素敵な巻。ファンタジーの要素が一通り揃っています。 本の表紙も金文字入り。 いままでの巻より長いけれど、難しくはありませんでした。 別売CDの音楽も素敵。

MTH
(Y3.2)

11092
7/30 Judy Moody was in a Mood

★★★★

Judy Moody was in a Mood

ジュディは今日から小学3年生。今日から新学期だけど、学校行く気がしない。 だって夏休みにテーマパークへ行かなかったんだもの・・・。

Judy Moodyシリーズ1冊目。 子供用の本ですが、装丁やさし絵がスタイリッシュ。 一文一文が短く、さらっと簡潔な文体もクール。 どうってことのない子供の日常が飄々と描かれ、のど越しさわやかでした。

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(Y3.5)

11083
8/01 Haunted Castle on Hallow's Eve

★★★★★

Haunted Castle on Hallow's Eve

ハロウィーンの扮装を考えるジャックとアニーのもとに知らせが届き、見習い魔術師とともに、二人は幽霊城へ行くことに?!

「マジック・ツリー・ハウス」30巻目。 これは別売CD(29〜32巻を収録)で聴くのがオススメ! いつもより朗読が速く、難しめでしたが、 間のとりかた、声音の使い分け、ハロウィンぽい音楽や魔法の呪文、ヘンなカラス語(?)など、音ならではの楽しさが満載でした。

MTH
(Y3.2)

10737
8/02 Two Lives

★★★★★

Two Lives

ウェールズの貧しい炭坑町。16歳のヒューとミーガンの友情は、愛情へと変わってゆく。 長い歳月が流れたのち、二人は・・・。

付属CDつきを聴きました。 甘く切ない朗読に、聴き始めは、聴いているこっちが照れていましたが、 いつのまにか話に引き込まれ、気付いたら夢中に^^;。 英語の文字にはこんな音の可能性が詰まっているんですねえ! 人生の「if」についていろいろ考えてしまいました。

CBR3
(Y3.5)

14358
8/03 The Partner

★★★★★

The Partner

死んだはずの弁護士が大金を奪って逃走。 大金を狙う一味、真相究明に乗り出す州警察とFBI。 三つ巴・四つ巴の駆け引きで最後に笑うのは・・・。

ジョン・グリシャム原作の簡約。 名前は山ほど出てくるわ、事情は複雑だわで、最初は一体何がなんだか・・・。 でも駆け引きや司法取引により、問題に片が付きはじめると、面白くてやめられなくなりました。 アメリカの弁護士って怖い! 結末は、女のカンでピンときました^^。 CDつきもあり。

PGR5
(Y5.0)

24133
8/04 Through the Medicine Cabinet

★★★★

Through the Medicine Cabinet

ニューヨークでごくごくごく当たり前の生活を送っているつもりだった僕。 でもある日、洗面所の棚の扉を開いたら信じられないことが・・・!!

The Zack Files no.02。 初めて読むシリーズですが、読みやすく、すんなり話に溶け込めました。 このシリーズはどれから読んでもいいみたい。 主人公が慌てるシーンでは、こっちまで慌て、大急ぎで読んでしまいました。

ZFL
(Y2.8)

5000
8/04 Summer of the Sea Serpent

★★★★★

Summer of the Sea Serpent

夏至の日、海から離れた森にかもめがやってきて、ジャックとアニーは光の剣を探しにまた新たな冒険の旅へ・・・。

「マジック・ツリー・ハウス」31巻目。 CDで聴いてから読みました。 歴史探訪的な28巻までに対し、29巻以降はどっぷりファンタジー。 ケルト神話がベース。 自分が思い描いたイメージと本の挿絵が違っていて面白かったです。

MTH
(Y3.2)

10810
8/05 Yikes! Grandma's a Teenager

★★★★

Yikes! Grandma's a Teenager

昔ラインダンサーだったおばあちゃんがシカゴからやってきた。 でも翌日起きたら、なんだかちょっと若返ったみたい・・・?!

The Zack Files no.17。 このシリーズは読みやすく、今回も気楽に楽しく読めました。 全体的な構成がしっかりしていて、細かい部分も面白い。 若返ったおばあちゃんの若者言葉や、負けず嫌いの子の言い草など、笑えました。

ZFL
(Y3.0)

5919
8/05 Winter of the Ice Wizard

★★★★

Winter of the Ice Wizard

冬至の日、森に行くと、マジックツリーハウスに向かう人の姿が。 「わたしたちのツリーハウスが他の人にとられたら大変!」と焦るジャックとアニー。

「マジック・ツリー・ハウス」32巻目。 前々回・前回名前だけ出てきた氷の魔法使いがいよいよ登場! 別売CDで聴きました。 新キャラが喋るスピードが速い・・・!

MTH
(Y3.2)

10876
8/06 Judy Moody Gets Famous!

★★★★

Judy Moody Gets Famous!

クラスメートがスペリングコンテストに優勝し、新聞に載ったのが羨ましいジュディ。 自分も有名になる(=新聞に載る)方法を画策しますが・・・。

Judy Moodyシリーズ2作目。 1作目に出てきた何の役にたちそうもないコレクションが役にたってビックリ! ジュディが布人形にしたことは、日本人の感覚からするとちょっと意外な気がしました。

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(Y3.5)

9241
8/07 Howl's Moving Castle

★★★★★

Howl's Moving Castle

インガリーはまだ魔法の生きている国。 町はずれの丘を動き回る城には、乙女の心を食らう魔法使いが住んでいるらしい・・・。

ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「ハウルの動く城」原書。 昔日本語で読んだので挑戦しましたが、あきれるほど内容を覚えておらず、途中苦しい個所もありました。 でも最後のほうは結末が気になり、一気に読みました。 同名のジブリのアニメは設定・登場人物は同じですが、話は全く別物。

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(Y7.6)

74585
8/08 The Princess Diaries

★★★★

The Princess Diaries

わたしミア。ニューヨークに住む14歳。 人に本音が言えず、ボーイフレンドもいない冴えないわたしが、なんとプリンセス・・・?!

映画化もされた「プリンセスダイアリー」の簡約。 主人公の性格は、映画よりもおとなしめで平凡な印象。そんな主人公の心境が生きいきと描かれていました。 CD付きの版の朗読はメリハリがあり、聴きやすかったです。

MMR
(Y3.8)

15000
8/08 Carnival at Candlelight

★★★★

Carnival at Candlelight

資質を示すため、4つの課題をこなすことになったジャックとアニー。 最初の舞台:260年前のヴェニスは、カーニバルの真っ最中。

「マジック・ツリー・ハウス」33巻目。 別売CDで聴いてから読みました。 久々にリアル世界の話。昔訪れたベニスをイメージしながら読みました。 前半は話がもたつき飽きましたが、解決へと一気に向う後半は爽快でした。

MTH
(Y3.2)

10800
8/09 The Cat Mummy

★★★★★

The Cat Mummy

一日中寝てばかりいるおばあさん猫メイベル。一緒に遊ぶことはできないけれど、大事な猫。 そのメイベルがある日・・・。

猫との触れ合いを描いた話だと思って気楽に読んでいたら、途中から話が変わって来てハラハラし、 最後は涙が・・・。 ジャックリーヌ・ウィルソンの作品は、重いテーマに真っ向から体当たりせず、 身近なエピソードに絡めて衝撃を和らげソフトに伝えてくれるので、安心して読めます。

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(Y3.5)

9000
8/09 Great-Grandpa's in the Litter Box

★★★★★

Great-Grandpa's in the Litter Box

子猫をもらいに、捨て猫保護センターにやってきた僕。 でもかわいい子猫のとなりのくたびれたブタ猫が話しかけてきて・・・。

The Zack Files no.01。 ふてぶてしい猫のセリフがいちいちイカしてて、最高にクール。 最後の一文まで気が利いていて、 ちょっと古いアメリカ映画を見ているようでした。

ZFL
(Y2.7)

5481
8/10 Mark Spark in the Dark

★★★★

Mark Spark in the Dark

学校では怖いものなしと思われているマーク。 でも実は一つだけ苦手なものがあって・・・。 友達の誕生会に誘われたけど、どうしよう?!

マークが主人公の2編を収録。 だらしがなくてお調子者のマークと、限りなく優しいおばあちゃんの触れ合いが心地よく、心穏やかに読めました。 おばあちゃんがマークに話しかけるときの呼び名のバリエーションがすごい!

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(Y3.5)

4300
8/11 Just Good Friends

★★★★

Just Good Friends

ステファニーは魅力的な独身女性。 ハンサムな新しい恋人マックスとのバカンスに、 男友達のフラットに滞在することを思いつきますが・・・。

付属CDつきで聴きました。 睡眠薬代わりに聴くつもりが、続きが気になって最後まで聴き、読みなおしまでしてしまった。 こんな下世話な話に引き込まれる自分が何か許せませんが(笑)、面白かったー。 現実にありそう〜。

CBR3
(Y3.5)

13630
8/12 Take a Good Look

★★★★

Take a Good Look

メアリーは弱視。 そのせいか両親やおばあちゃんは過保護。 初めて一人で出かけた外出で、メアリーは思わぬ事件に巻き込まれ・・・。

スラングが多く、難しかったです。 でも英語の分からなさ加減が、目がよく見えないメアリーの視界とマッチし、 ぼわーっとした霧の中にいるような、もどかしくも不思議な読書が経験できました。

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(Y3.5)

10000
8/13 Zap! I'm a Mind Reader

★★★★

Zap! I'm a Mind Reader

理科の実験で感電した僕。 ・・・あれ、人の考えることが読めるようになっちゃったかも?!

The Zack Files no.04。 一体これ、どうなっちゃうんだろう?と思える状況を、 うまーくきれいにまとめてしまえるのが、この作者ならではの力量ですね。 荒唐無稽な状況と、ザック親子の普通さのギャップが可笑しい^^。

ZFL
(Y2.1)

5086
8/13 Double Cross

★★★★

Double Cross

モニカはスウェーデンの諜報局に勤める新米エージェント。 重要人物が狙撃され、国境をまたいだ諜報活動に乗り出すが・・・。

CDつきで聴きました。 諜報部員、テロリスト、謀略、狙撃事件など、スパイ小説の要素は一通りそろっているものの、 どこかのほほんとしていて人情みがありました。 心臓に悪くない程度のハラハラ・ドキドキ度がよかったです^^。

CBR3
(Y3.6)

15102
8/14 A Puzzle for Logan

★★★★

A Puzzle for Logan

殺人犯が脱獄し、若い女性の死体が・・・。 女捜査官ローガンが調査に乗り出す。果たしてこの二つの事件に関係はあるのか?!

付属CDつきで初めて聞き読みに成功しました。 真相に意外性はありませんが、しっかりとしたプロットで矛盾がなく、安心して読めました。 ローガンと部下のグラントが、一つ一つ推理と確証を積み上げていくところが見もの。

CBR3
(Y3.6)

14473
8/14 Dr. Jekyll, Orthodontist

★★★★

Dr. Jekyll, Orthodontist

ジキルという名の歯科矯正技師に治療を受けることになった僕。 薬を飲むとモンスターのハイド氏に・・・なんてこと、ないよね?!

The Zack Files no.05。 この本を読んだのは図らずも、歯医者に予約を入れている前日でした。 歯科治療ってただでさえ怖いのに、医師の人格が治療中に変わったら・・・。 最後のほうの挿絵がカワイイ^^。

ZFL
(Y2.4)

5200
8/15 I'm out of My Body... Please Leave a Message

★★★★

I'm out of My Body... Please Leave a Message

「幽体離脱ってしたことある?」とうちに泊まりに来た秀才のスペンサー。 あるわけないじゃん! ・・・てゆか、君は経験あるの?

The Zack Files no.06。 よく纏まった全体のストーリーも面白いけれど、ディテールも愉快。 個人的には、機内アナウンスのもじりと、迷惑そうな女神の挿絵、教師の教育的配慮(?)にウケました^^。

ZFL
(Y2.4)

5030
8/16 Cliffhanger

★★★★★

Cliffhanger

息子をタフに育て上げたいパパに、無理やりキャンプに押し込まれ・・・。 勉強は得意だけど運動はからきしなボク、こんなところで一体どうすれば・・・。

各章の終わりに挿入された両親宛ての絵ハガキの内容が、本文以上に楽しめました。絵も素敵。 言葉で力いっぱい勇気づける代わり、本人の意思はあまり尊重しないイギリスの子育てが興味深かったです。

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(Y3.9)

10000
8/16 The Firm

★★★★★

The Firm

貧しい家庭の出身ながら、ハーバードを優秀な成績で卒業したミッチ。 しかし高待遇で雇われた法律事務所にはなにか後ろ暗いところがあり・・・。

ジョン・グリシャム原作の簡約。 CDつきで聞き読みしました。 途中まで祈るような気持ちで主人公の身を案じていましたが、 実はそんなヤワな男じゃなかった(笑)。 結末は「意外」を通り越して、「唖然」でした^^;。

PGR5
(Y5.0)

19180
8/17 The Werepuppy

★★★★★

The Werepuppy

4人姉妹に挟まれた一人息子のミッキーは臆病者。 「狼男」のビデオを見てからは、小犬や毛皮さえ怖くなり・・・。

わたしも臆病なので、ミッキーに感情移入しながら読みました。 たった一つの状況変化から、他の状況までがコロコロと覆ってゆく後半が痛快でした。 個性豊かな4人姉妹もいい味を出してました。

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(Y4.5)

14000
8/17 Pilgrims

★★★★★

Pilgrims

1620年メイフラワー号でイギリスからアメリカに移住してきた「ピルグリム」と、 彼らと友好を保った原住民「ワンパノアグ族」の暮らしなど。

Magic Tree House Fact Tracker(旧名:Magic Tree House Research Guide)#13。 マジックツリーハウスに出てくる事柄について、詳しく説明してくれるシリーズ。 きれいなモノクロイラスト満載で、楽しく読め、 Thanksgiving on Thursday で感じていた疑問が解けました。

MFT
(Y3.2)

4724
8/18 Never Trust a Cat Who Wears Earrings

★★★★★

Never Trust a Cat Who Wears Earrings

エジプト研究のため、メトロポリタン美術館にやってきたぼく。 具合が悪そうな人にひと声かけたのが運のつき。なぜか猫神にとりつかれ・・・?

The Zack Files no.07。 ネコ好きにはたまらない一冊でした^^。 何だかよくわからないエジプトの猫神に取りつかれてしまったザックの描写が愉快。 第1巻で出てきたひいおじいちゃんもゲスト出演。

ZFL
(Y2.6)

5984
8/18 Logan's Choice

★★★★

Logan's Choice

金持ちのレストランオーナーが自宅の浴室で死んだ。 ただの事故か、他殺か。 若き女捜査官ローガンが調査に乗り出す。

付属CDつきで聞き読みしました。 朗読は速めでしたが、登場人物が少ないのでラクでした。 20代の女性捜査官ローガンと、50代のおじさん部下グラントのコンビがいいかんじ^^。 ローガンシリーズは全部で3冊あるようです。

CBR2
(Y2.5)

9658
8/18 My Son, the Time Traveler

★★★★★

My Son, the Time Traveler

臨時の小遣いが入り、前から狙っていた野球選手のトレーディングカードを買いに行ったザック。 タッチの差で年上の少年に買われてしまい・・・。

The Zack Files no.08。 題名の意味が分かったときは爽快でした。 年下が年上に対して老婆心を発揮するあべこべ現象が、想像すると愉快^^。 しかしカード1枚に30ドルって・・・高くないですか?!

ZFL
(Y2.6)

5474
8/19 Tales of the Supernatural

★★★★

Tales of the Supernatural

死に関係する世にも不思議な物語を7編収録。 舞台はアイルランド・イギリス・アメリカ・オーストラリア・シンガポール・パリと、様々。

付属CDつきで読んだり聞いたりしました。 朗読は遅め。会話にはヨークシャーなまりやオーストラリア風の発音も。 ストーリーはどこかで聞いたような話が多かったものの、最後の1編が秀逸でした。

CBR3
(Y3.6)

15217
8/19 Bozo the Clone

★★★★

Bozo the Clone

上級生の悪童3人組に毎日待ち伏せされていじめを受けるザック。 フリマでチベット製の小箱を見つけ、「タルパ」を呼び出すことに。

The Zack Files no.12。 「タルパ」というのは著者の想像の産物ではなく、チベット宗教の秘奥義で、修行を極めた者によりつくられる人工霊のことらしいです。 傀儡みたいなものでしょうか(怖)。

ZFL
(Y2.9)

6787
8/20 The House by the Sea

★★★★★

The House by the Sea

美人の妻と結婚し、将来を嘱望されていたはずのカール。 大学卒業の5年後、彼はやつれ果てていた。 一体彼に何が起きたのか。

付属CDつきで聞き読みしました。 すっかり話に引き込まれ、どんよりとした景色が目に浮かぶようでした。 朗読はスピーディーな展開にマッチした気持ちよい速度。 ペンギン3のThe Ringと並ぶ秀作ミステリ。

CBR3
(Y3.5)

16219
8/20 Now You See Me... Now You Don't

★★★★

Now You See Me... Now You Don't

アイスの新フレーバー考案コンテストにエントリーしたザックとスペンサー。 最終審査に残ったことをスペンサーに知らせに行くと・・・。

The Zack Files no.10。表紙からお分かりの通り、透明人間の巻。 いつもながら、事件自体の奇妙さに加え、周囲の様々な反応で笑わせてくれます。 挿絵の挿入位置がまた絶妙^^。

ZFL
(Y2.5)

6485
8/21 The Ironing Man

★★★★

The Ironing Man

ロンドンから夫と片田舎の村に越してきたマリーナ。 ある日見知らぬ男が現れ、シャツにアイロンをかけて去っていく・・・。

付属CDつきで聞き読みしました。 ストーリーだけなら★3つ。 ディテールに凝り過ぎていて、朗読がなかったら途中で飽きて投げていたかも。 朗読は秀逸。★5つ。メリハリが効いていて、聞いてて本当に楽しかったです。

CBR3
(Y3.6)

14993
8/22 How to Speak Dolphin in Three Easy Lessons

★★★★

How to Speak Dolphin in Three Easy Lessons

フロリダで遊園地「ドルフィンワールド」を経営する知り合いの家に泊まることになったパパとボク。 プールには、賢いイルカが二頭いて・・・。

The Zack Files no.11。 いつもより奇妙さは軽め、それより経営不振の遊園地の行く末が気になる一冊。 スクラブルというボードゲームのルールを知っていれば、 より楽しめたかも。

ZFL
(Y2.1)

6802
8/23 The Pelican Brief

★★★★★

The Pelican Brief

終身制の最高裁判事が同じ夜に二人殺された。 殺し屋を雇ったのは誰か。 その意図は・・・? ロースクールの美人女子学生が命を狙われる。

ジョン・グリシャム原作の簡約。 初っ端から引き込まれました。 グリシャムモノもこれで3作目。100万ドルという金の単位に目が慣れました(笑)。 弁護士は悪党ばかり(笑)。 CDつきもあり。 朗読はゆっくり。

PGR5
(Y4.8)

17577
8/24 Judy Moody Saves the World!

★★★★

Judy Moody Saves the World!

学校の授業で環境保護の重要性について学んだジュディ。 アマゾン熱帯雨林を守るために立ちあがりますが・・・。

Judy Moodyシリーズ3作目。 読みやすかったです。 いつも感覚の違いに驚かされるこのシリーズ。 理由はどうあれ、悪事が褒章につながるというのが、 もうひとつ納得いかないのは、わたしが日本人だからでしょうか??

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(Y3.5)

10570
8/24 Judy Moody Predicts the Future

★★★★

Judy Moody Predicts the Future

色の変わる指輪を手に入れたジュディ。 気分はサイコー! なのに指輪の色は黒。 占いが当たらないなんて、そんなことってあるの・・・?!

Judy Moodyシリーズ4作目。 占いや迷信を信じて迷走するジュディ。 ジュディの宿敵ジェシカのほうが、わたしにはマトモに思えるんですけど^^;。 いろいろありますが、最後はすっきり。これも読みやすかったです。

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(Y3.5)

10904
8/25 Doctor Judy Moody

★★★★

Doctor Judy Moody

理科の授業で人体について習ったジュディ。 ジュディの夢は医者になること。 病院見学や人体に関する発表に大張りきり!

Judy Moodyシリーズ5作目。 人体部位の名称など、小難しい単語が山ほど出てきて、難しかったです。 ストーリー展開は、若干散漫な感じ。 でも歌のパロディやスケルトンの言葉遊び、韻詩や言い回しなどがクールでした。

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(Y4.0)

11680
8/26 Season of the Sandstorms

★★★★

Season of the Sandstorms

ジャックとアニーが降り立ったのは砂漠のど真ん中。 韻詩にある「ケイレフ」って誰? バグダッドってどっちの方角? 砂漠の舟って・・・?

「マジック・ツリー・ハウス」34巻目。 別売CDと併せて聞き読みしました。 黄金期のアッバース朝が舞台。 この本が書かれたのは、イラク戦争中。 著者は、報道とは違ったバグダードの印象を読者に伝えたかったのでは。

MTH
(Y3.2)

11486
8/26 Judy Moody Declares Independence

★★★★★

Judy Moody Declares Independence

独立戦争ゆかりの場所、ボストンに家族でやってきたジュディ。 そこで経験したことをきっかけに、ジュディも独立を宣言することに・・・!

Judy Moodyシリーズ6作目。 このシリーズ独特の表現にも慣れ、読みやすかったです。 今回も、独立ネタを中心に、パロディ満載。 素直なストーリー展開で、感情移入もしやすく、楽しめました。 ジュディは発表が上手。

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(Y3.5)

11001
8/27 Around the World in 8 1/2 Days

★★★★★

Around the World in 8 1/2 Days

ちょっと変わったクラスの女の子と知り合ったジュディ。 ロッキーとフランクは、すぐに打ち解けたけど・・・?!

Judy Moodyシリーズ7作目。 韻踏みが炸裂! 面白かった! しかしABCガムのコレクションだけは理解できない^^;。 今回は学校での発表がメイン。 なぜ題名がかっきり「8日間」じゃないのか、それは読んでみてのお楽しみ。

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(Y3.5)

11599
8/29 Judy Moody Goes to College

★★★★

Judy Moody Goes to College

担任が出張のため、臨時の先生がやってきた3Tクラス。 もともと苦手な数学で、目を付けられてしまったジュディは個人教授を受けることになり・・・。

Judy Moodyシリーズ8作目。 個人教師のお姉さんの影響で、ジュディ風言い回しが変化していくのが愉快。 巻末に用語説明つき^^。 臨時担任のおばさんがハリポタのアンブリッジに重なって見えました。あーやだやだ。

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(Y3.5)

10266
8/31 Night of the New Magicians

★★★★

Night of the New Magicians

1889年のパリ万国博覧会にやってきたジャックとアニー。 ここで4人の魔法使いを探し出さなくてはならないのだけど・・・。

「マジック・ツリー・ハウス」35巻目。 別売CDで聞いてから読みました。 古き良き華やかなパリ万博の様子がうかがえる 毛色の変わった巻。ジャックとアニーが急ぐシーンが多いので、朗読も速い! 語彙も難しめ。

MTH
(Y3.2)

11300
ここまで273冊。総語数:2063,727

初稿:2011年8月20日
最終更新日:2011年9月12日

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