Fiji  マナ島とフィジアン

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【 マナ・アイランド・リゾート 】

プールと椰子の木

桟橋から上陸し、林の中を歩いてレセプションに向かう。 ここはすでにこの島唯一のリゾート、マナ・アイランド・リゾートの敷地内である。

レセプションに着いてすぐチェックインかと思いきや、別棟にあるレストランで待機を命じられた。 ラウンジ的なこの広いスペースには既に飛行機などで到着した日本人客が、ソファに寝ころんだり、 座ってアクビをしたりと、思い思いに過ごしていた。

現在の時刻は10時半。 チェックインは原則的には2時からと聞いているが、まさかこの状態で何時間も待たされるのではあるまいな、 と不安に思っていると、11時に日本人スタッフがやってきて、20人ほどの日本人客を前に、 滞在に関する説明を始めた。 やれやれ、自力で (?) この島にたどり着いたと思ったら、ここでまたパックツアーに逆戻りだ。

説明が終わり、部屋の使用はともかく、チェックインだけは先に済ませることになった。 部屋には「運が良ければ」昼ごろに入れると言う。 部屋のキーが用意されるまでの間は、またレストランで待機となった。
さっきまでグッタリとしていたチャアは、船の中でしっかり寝たのが効いたのか、熱も下がり、 すっかり元気になった。ネネと一緒にさっそく庭を駆け回り、プールの水をなめて帰ってきた。
「ママーっ! プールの水、塩辛くない! 良かったーっ」と言いに来ると、またどこかへ飛んでいってしまった。 きりんもカメラとビデオを携えて、どこかへ行ってしまった。

どうやらうさぎたちは運が良かったらしい。暫くしてレセプションに呼ばれると、キーが用意されていた。 キーがなかった人たちは「日頃の行いが悪いからなぁ‥」などと言っている。 でも、こういう時は「日頃の行い」よりも「子連れ」なのが効くんだよ、きっと。

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