 
	パラオから北東に約400キロほど離れたお隣さん、ヤップ島。
	その島では、石貨と呼ばれる巨大な石の貨幣が今も使用されているといいます。
	
	その石貨は全て、パラオのある岩山から切り出されたものです。
	材料になるのは方解石と呼ばれるある特定の石。
	この石を求めて、ヤップの人々ははるばる400キロの彼方から海を渡ってきたのです。
	
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	ここが石貨の採掘場となった岩山です。 | 
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	これが方解石の破片です。 | 
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	方解石は、大きいの小さいの、この岩山の至る所に落ちています。 | 
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	山の中腹に、置き去りにされた石貨がありました。 | 
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	すっかり苔むしているので、
	普通の石のように見えますが、 | 
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	更に山を登ると、洞窟がありました。 | 
|   それは鍾乳洞でした。 |   
	つらら石に光を当てるとほら、 |