魅惑の島MAUI マウイ島子連れ旅行記
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四日目 : シュノーケルトリップ

カタマランの帆に乗る子供たち

ココナツジュース

今日は、Snorkel Tripの日。 集合は11時なので、 その前に近所で開かれているHonokowai Farmers Marketに、朝の散歩がてらに歩いて出向く。
Papakeaのすぐ隣りにはABC Store(このコンドは、至近距離に便利なお店がたくさんあって、立地環境抜群)。 ABC方面に5分くらい歩くと、 Honokowai Beach Parkの向かい側で月・水・金の朝7時〜11時までMarketが開かれている。

ファーマーズマーケットにて

余り早く行っても準備の段階らしいので8時半頃到着。 お目当ては、パイナップルとココナッツジュース。 様々な種類の野菜、フルーツ、チーズやベーグル、手作りのディップやジャム、クッキー、マフィン・・・ 全てが量り売りで好きな量だけ買える。 陽気な笑顔で話しかけながら、次々に試食をくれる。
初めて食べた生のとうもろこし(Maui Corn)は甘くて美味しかった。
人気はパパイヤで、種類も多い。

パイナップル、ベーグル、クリームチーズ、野菜などをカゴに入れてレジで精算するが、 椰子の実は、レジで「ココナッツひとつ」と言うと、「coconut」と書かれたカードを渡される(先払い)。

娘達は、幼稚園時代から「メキシコのいちば」という絵本で憧れて、 「椰子の実ジュース、椰子の実から直接飲んでみたいナ」と言っていた。 カードをココナッツの所にいるお兄さんに渡すと、大きいのを選んで斧で豪快に先端を切り、 穴にストローをさしてくれる。

ココナツジュース

わ〜い、本物の椰子の実ジュースだ!!

交互に飲んだ娘達に感想を聞くと「美味しい〜!」
どれ・・・・と一口。 うん、想像していた程甘くない。 美味しいかどうかは好みかな〜!?
でも、貴重な経験として二重丸!!
コンドに戻る頃には、空っぽになった椰子の実、結構おなかが一杯になったみたい。

シュノーケル・トリップ

部屋に戻り着替えてWestin Mauiに向かう。 Westinのゲスト以外用駐車場に停めれば、スタンプを押してくれて駐車料金は無料になるが、 満車の場合は隣りのWhaler's Village Public Parkingに停める事になり、駐車料金は自分持ちとなる。

Tripは4時間半の時間なので、無料になるWestinの駐車場に停めなければ・・・と節約我が家は早めに出発。 混んではいたが、かろうじて駐車完了。
そのままホテルのロビーを通り抜け、プールを抜けるとbeachに出る。
そのちょっと手前にAmerican Express Deskがあり、そこが受付。

私達が申し込んだのはGemini ChartersのSnorkel Trips。 Maui島のオプショナルはMolokini島へ行くツアーが人気だが、 以前Floridaで1日クルーズをした時、夫が船酔いでダウンしたり、娘も車酔いするタイプなので、
「せっかく高いお金を出して参加しても、ゲロゲロ状態にでもなっては時間とお金が泡と消える・・・」と、悩んだ。

出発前に、HPから料金と内容と船の揺れ方(!?)について問い合わせ。
すぐに返信が来て(コレ信頼性でポイントが高い)、
「このカタマラン(双胴船)は大きくて揺れも少ないので大丈夫!」。

「地球の歩き方」で見た時から一目惚れしていたツアー・・・船に弱い夫の気持ちを動かしたのは、 snorkelの後のlunch buffetにビールやワインも含まれている事だったかも!?
そう! 通常snorkel等オプショナルツアーにlunch buffetは付いていても飲み物は別。 食事も期待するほど美味しいものではない事が多い。 このツアーは、アルコールも料金に含まれ、料理はWestin Mauiで作られるのだ。

Molokiniに行く場合、集合時間も早朝になるが、このツアーは10時半集合11時出航。
beach海岸線のすぐそばを、エンジン航走でKapaluaの北Honolua Bayまで行き (沖に出ないので揺れは少なく、行き先も湾なので穏やか) そこでsnorkelをして船上buffet、帰路は一端沖に出てエンジンを止め、帆を立てて帰ってくる。
娘達も成長して色々な事が出来るようになった。 (一人でアクティビティーが出来ない程度の幼い時代には海とプールで十分と考えていた私達は、 これまで余りツアー参加の経験が無い。お金が無いのも正直なところです、ハイ・・・)
よーし、ここは思い切って申し込んでみるか!と日本から予約を入れた。

前置きが長くなったが、デスクでカード決済処理を済ませても出航までにまだ時間があった。
Westinのプールをちょっと貸していただいちゃおう! (但し、スライダーは(どこでも同じであろうが)、腕にベルトをつけてもらい 宿泊者である事を証明しないと滑れないようになっていた)
宿泊しているコンドとは天と地との差もあるほど賑やかだ。 さすがホテルのプール!! コンドのプールは地味だものね。 まぁこれは好みだと思うが、私のように静かな雰囲気を好む人間にとっては、 Westinは賑やか過ぎるかなぁ・・・・。

海の向こうからGemini号がやってきた。
参加者は、履物を下駄箱のような所に入れて裸足でbeachに向かう。
引導するクルーが「one、two、three、GO!」とタイミングを計りながら、 波が引いた瞬間2人一組で船のステップまで走る。
videoを撮ろうと構えていた私も、 「こんな事をしている場合ではないっ!」と急いでリュックにしまい込み走り出す。

全員が乗船するやいなや出航!
皆船内に入り込むのにも拘らず、私達だけデッキに陣取っていると、中に入るよう言われた。
そうだよね、まずは注意事項の説明があった。
日本人は我が家の他に大人3人のグループが一組だけ。 彼らには何やら1枚の紙が渡された。
クルーの説明は早口の英語なので、危険回避の注意だけは何とか聞き取ろうと私は必死だったのだが・・・ 後から考えてみると、 おそらく先の日本人グループに渡されたアレは注意事項や説明が日本語で書かれた物であったと思われる。

Geminiクルーズにて

デッキも室内も充分に広く綺麗。
一通り説明が終わると、「デッキに出てよし」のお許し。
いの一番に飛び出す我が家。船酔いを心配していたメンバーとは思えない行動の張り切り様だ。 (念のため、乗船前に全員酔い止めを飲みました)

航走時間はどれくらいだろう・・・1時間弱かなぁ。
航走中には、自分達のコンドや昨日行ったKapalua Beachも見える。
「地球の歩き方」には「途中イルカの伴走も!」と書かれていたが、残念ながら私達は遭遇できず。
しかし、こればかりは自然が相手なので仕方が無い。

クルーは、子供達に気軽に話しかけてくれたり、 「飲み物はいらないかい?」と聞いてくれたりと親切で、子連れ家族も多く、デッキは楽しい空気で溢れた。

突然クルーが、「Look! Big Turtle!!」と前方を指差す。
乗客が一斉に移動。
もちろん私達も!!
いる! いる! 大きな海ガメが泳いでいる。すっごーいぞー。
昨年、カメの名所HAWAII島でさえお昼寝中のカメにしか出遭えなかった。
感動、歓喜、感激の連発。
次から次へとカメの出現に乗客もキャーキャー騒ぐ。
videoを撮ろうとするが、 微妙な波の揺れに焦点が合わずズームで被写体をとらえる前に海中に消えてしまう・・・。 難しいなぁ。

Honolua Bay到着。
Gemini号の他にも数隻のカタマランが停泊している。
1人づつステップを降りて、スタッフがマスクにくもり止め(!?)のような物を塗ってくれ、海中に入る。
夫と上の娘は慣れたものダ。
水深5、6mくらいに珊瑚礁がたくさんあり、そこに群がるカラフルな魚達・・・・
チョウチョウウオ、キイロハギ、ツノダシ、フムフムヌクヌクプアウプアア!

これよ、コレコレ、私が見たかった世界は!
「魚」と言っても、鯵や鯖のようなグレーの魚ではなく、あくまでこのカラフルさが見たかったのよー!

と感動する間もなく、苦しくて顔を上げ、マスクを外し、呼吸する私。
実は私、10数年前GUAMでsnorkelをした時もド下手でした。
一昨年から娘達がするのを見ていて、自分も出来るつもりになっていたが、やはり難しかった。
口で呼吸するっていうのが、難しいんだナ。
鼻でするから苦しくなるって頭では解っているのに中々上手くいかない。

辛くなり、浮き具を借りに下の娘といったん船へ戻る。
お相撲さんのマワシのようなベルトをしているのだが、 下娘はそれが緩くて上手く浮けないのできつくしてもらった。
両手で掴み前方に出す浮き具(説明が難しい)を借りて再海。
その間、夫と上娘は写真を撮ったり魚と追いかけっこをして遊んでいた。
「たくさんの魚を見た!」と興奮している。
何故か下娘もスムーズに呼吸が出来るようになり、取り残される私一人(悲)。

身体が冷えて来たので上がってlunchに。
飲み物は帰航路もサービスされるが、食事は停泊中のみ。 食べ損ねては大変ダ!
メニューは、 サラダ・ジャンバラヤ(ピラフ!?)・マヒマヒ・チキン・フルーツ・クッキーやポテトチップetc.・・・・。 期待以上に美味しかった。
飲み物も豊富でビールやワイン、マイタイも飲み放題!

前方に、はしゃぐ子供達の姿・・・どうやら、デッキの最先端から海の中にdiveしているようだ。
負けじと我が娘達も列に並ぶ。 考えたらすごいよね〜、海の中に飛び込む勇気。 泳いで船に戻りデッキに上がってきては列に並ぶ。 0才からswimming習わせておいて良かった とこういう時にしみじみ感じる。

Geminiクルーズにて

子供達の笑い声がはじける中、出航の合図! 帆が張られる。
綺麗な魚達にお別れをするべく娘がポテトチップを海に放り投げると、わぁ〜お!
恐ろしい勢いで群がる魚の軍団。 お互いに身体をぶつけ合いながらすさまじい勢いでポテトチップにくらいついている。 お腹がよじれるほど笑いながら娘達はチップを投げる。

さぁ、出発!
クルーが子供達を呼び集め、1人づつ抱き上げては、帆の裾の部分に乗せて行く。
ブランコのよう!
娘達も乗った。 クルーがなにやら面白い話や歌やゲームを仕掛けている。
大半は聞き取れなかったであろうが、娘達にとって良い経験がマタひとつ増えた。
沖まで来ると、さすがに波が大きくなる。 デッキまで波がかかる。 皆大喜び。

船酔いしている人はいなかった。 汐風を受けてのセイリングは心地良く、すっかりぐっすり(笑)。
気が付けば、目の前には出発したKaanapali Beach。 いったん船内に入りご挨拶。 子供達にクッキーが振舞われる。 乗船時にvideo撮影の説明があったが、売りつける雰囲気は全く無く、 購入用紙に記入していたのは2、3人だった。

砂浜にドドーンっと乗り付ければ、乗る時と同様、波が引いた瞬間にステップから砂浜に走り出す。
Mauiの海は、午後になると満ち潮になりbeach(砂浜)部分がほとんどなくなってしまう。 ここも同様、置いてあるロングチェア-もびっしょり!
駐車場に向かう途中、すれ違った白人の少女と手を振り合う娘達。 どうやら、帆の上で一緒だった子らしい。 マタマタ子供の順応性に驚く。

コンドミニアム・ライフ

帰りに、Whaler's Villageに寄ろうと思っていたが、疲れたので直帰。
Star Marketで今夜の食材や、明日のdriveの為の食料を買い足す。
コンドに戻ると、「プールに行きたい!」コールの娘達。
フィンをつけて泳いだせいか、足が疲れている私。
「先に行っていて!」と言う間にソファでうたた寝してしまった。
(本当は12歳以下の子供は大人同伴でないとプールはダメです。 0歳からswimmingを習っている娘達なので、ちょっと安心しがちな私達ですが、 万が一の事があったら危険。 絶対に真似はなさらぬよう。・・・私達も反省しました。)
目覚めて行こうとすると戻ってきた。さぁ、買出し!!

今夜は、お隣のコンドPaki Mauiの向かい側にある「OKAZUYA&DELI」というお店でto go。
美味しいと評判だけあって、次から次へと人が入って来る。 近隣のコンドの住人か?

チキンカツとマヒマヒレモンケイパー、Egg FuYungをオーダー。
どのプレートにもご飯とマカロニサラダが付いて来るので、このボリュームには参った。
我が家的にはひとつで充分な量だったナ。

チョコレートワッフル?

食後、娘達はせっせとお手製デザート作り。
フレッシュなパパイアとピーチをジューサーにかければ贅沢なジュースの出来上がり!
朝食は毎日ラナイでワッフルを食べるのが我が家の海外のお決まりだが、 夜にもワッフルが登場して、その上にこれでもかという量のアイスクリームを盛り付け、 更にホィップクリームでディコレイト。
「Reddi Wip」というホィップクリーム、髪の毛につけるムースのような感じ。
滞在中に1本使い切った彼女達の体重やいかに!?

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