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ビーチにて

最後の朝

フライトは午後4時、空港までの送迎利用者はロビーに2時。 チェックアウトの1時までたっぷり時間はある。
あるにはあるが出かけるには慌しく、 11:30オープンと同時にPREMIERでlunchを食べる予定(チェックアウトに間に合わせる為)。

「ジムをしたい」という娘のリクエストに応える。 宿泊者は$6でジム利用のはずだが、 私達がチェックイン時に渡された説明書によると無料になっている。 父娘3人で出向き、私はパッキングにかかる。

‥ほど無く3人戻る。 16歳以下は入室は出来ても器具の使用は出来ないとの事。 仕方が無いので、地階のゲームルームでビリヤードをする事にする。 その後、卓球。 ‥温泉旅館じゃあないのだけれど‥。

11:30きっかりにPREMIERに向かう。朝のような混雑は無い。 噂の「揚げたて天ぷらステーション」。 豪快に次から次へと揚げられる海老天。 天ぷらと言っても、日本の天ぷらとは違います。 海老の大きさは日本の半分くらい、くるっと丸まって揚げてあるフリッターに近いかな!? 個人的にはしいたけが美味しかった。内容的には、朝の方が充実していると思うが、 毎日同じようなメニューにはちょっと飽きるので、嗜好を変えてlunchも良いかも!?

コーヒーは、朝と違いポットをいただけなかったのでお願いすると、 奥の方からカップに持ってきてくれました。 お代わりしたら、ポットで来ました(笑)。

チェックアウト後、またTowerとWingを結ぶ通路でくつろぎました。 こんな特等席なのにいつも誰もいないなんて、 皆さん忙しく出歩いているのでしょうか!?

娘達が、「MY MARTの前のガチャガチャでガムを買いたい」と言うので、 $1を渡し、レジでC25に両替してもらうよう言って旅をさせる。 面白かったようで、笑い転げながら戻ってくる。
このMY MART、ホテル内のコンビニにしては充実しています。 おにぎりも売っていますし、ビールも$1で安かった。

ロビーには何組か送迎を待つ人々がいましたが、ツアーの方が迎えに来たりして バラバラに乗り込んでいきました。 Onwardのバスには、私達を含めて2組。空港まで10分程度。

帰国

空港に着いてみたら、カウンターはすごい行列でビックリ。 個人は列を違えて空いているレーンに並べたが、ツアー客はごった返していました。

チェックインが済むと、荷物検査がまたスーツケースの長行列で、 代表者のパスポートを預けて向こうで待っているように指示される。 ここではそういうシステムらしい。
検査が終わると「○○サン」のように呼び出され、解放となる。

セキュリティーも結構並ぶ。 全てが終わった時には、やはり搭乗までそんなに時間は余らない。 お買い物したい方は、相当時間に余裕を持って空港に到着した方が良いです。

17年前のGUAMでマンゴーのアイスクリームがとても美味しかった記憶を 夫も私も持っていたのに、今回食べていない。 ゲート前まで来ていたが、歩いてくる途中にハーゲンダッツがあったよね と。 夫と下の娘が走って買いに行く。 あった!あった!と喜んで帰ってきて、乗り込む寸前にマンゴーアイス制覇。 昔とたがわず美味しかったです。

到着便が着いたらしく、 目の前をたくさんの日本人(しかいない)が出口に向かっていきます。
復路はビンゴも無く、時間的に言うと夕食なのですが、 食事はまたもサンドウィッチでちょっと寂しいな。
窓からは、これまでに無く綺麗に雲が見えていて、 そのまま外の景色は夕焼けへと移動していきました。

あとがき

GUAMの海は、透明で綺麗でした。 それだけに残念な事が2、3ありました。

Onward前のbeachでは、ゴミ=タバコの吸殻を多く見かけました。
これは、今までのHAWAIIでは見た事がない物でした。

無人島ALBAT島にさえ、吸殻が…。
他、お弁当のラップのような物、ガラスの破片(これは非常に危険)。
海が綺麗なだけに、哀しい行為です。

マリンアクティビティーは無料ですが、基本30分。 借りる時はデスクを通すので、部屋番と名前を聞かれます。 でも、返却の時チェックしている様子はありませんでした。
グラスボトムボートは、壁に立てかけてあるのを勝手に使っている人もいますし、 呆れたのはそのまま自分達の居場所にキープして私物化している人がいた事です。 戻さない限り、他の人が使えなくなる事は考えないのでしょうか?

SAM CHOY'Sがまるでファミレスのように子供連れの日本人が多い事は先に述べましたが、 我が家もその一組でございます。 ですから偉そうな事は言えません。
しかし、せめて周りに迷惑をかけない事を覚える年齢までは、 そのような場所に連れて行くのはどうかと思います。 実際、欧米の親は子供がマナーを覚えるまでは そのような場所には幼児を連れていかないはずです。

私達の後ろのテーブルでは、赤ちゃんが激しく泣き出し、 お母さんはその子をおぶってあやしていました。 冷房がきついのでその上からバスタオルを羽織って、その格好で食事。 そこまでして一流レストランに行く必要があるのでしょうか?

日本でも、青山辺りのお店で同じ事ができるのでしょうか?
GUAMは「日本人の為の国」のような感じなので、 日本人に合わせてくれている所が多々あります。 これだけ大量の「お客様」ですから、営業とすれば当然の形なのかもしれません。 が、いくら此方に合わせてくれているとは言え、 マナーにはもう少し気を付けたい感がしました。

以前にも、ブランド店の片隅でオムツを換えている日本人の話を聞いた事があります。 昨今は修学旅行や社員旅行で訪れる人も多いようです。 大人も子供も「団体」になると、「旅先」になると、どうして恥をかきすてるのでしょう?

元々団体行動自体が存在しない海外に「団体」で押しかけるのですから、 事前の教育を願いたい所です。 尤も、ゴミ問題に関しては国内外問わずの事と思いますが‥。

限られた資源を大切にする為に、 Onwardはタオル、シーツの洗濯を宿泊客が意思表示で表すようになっていました。 尤も、この現象は世界中で広がっていますよね‥。
例えばシーツの洗濯は「しなくて良い」に表示しても、 ベッドメイキングはして下さいます。
観光客の私達も出来る範囲で協力できると良いなと思いました。

GUAMを愛している方なら一層、GUAMの綺麗な海がずっとこのままである為にも、 訪れる一人一人が最低限のマナーを心がけたいものだと、自戒を込めて感じた旅でした。

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こちらまで。(by 空)

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