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2日目:Jump & Slide!

トランポリン

海辺の遊び

娘達は朝からせっせと自分達の朝食をラナイにセッティングして、 青い海に「いただきま〜す!」とやっている。 いつもとはうって変わって、さっさと行動、水着に着替え、 「先行ってるね!」とウレタン棒やブギーボード担いで出て行った。 ラナイから娘達が歩いて行く先を確認してから夫を起こす。 まぁ、彼は5分で出られる人ですから・・・。

Activity deskに行くと、昨日の人が「ジェットスキー、スル?」と来たが、 驚くほど彼を無視する形で、もう1人の方が「オハヨウゴザイマス」と言う。 部屋番号を聞かれ、バスタオル、スノーケルマスク、フィン、ライフジャケットを借りる。 ついでにペダルボートも。

海上にはトランポリンが二つ浮かべてあり、他にもビニール製の浮き遊具・・・例えば、 三角おにぎり型の滑り台(よじ登って滑るという事をしている人が多かった)、 丸太棒の橋(私の解釈で橋)とかがある。 目を輝かせて娘達がトランポリンに向かうのは言うまでもない。 ペダルボート、トランポリン、おにぎり山に登っては滑る・・・繰り返し繰り返し ほんっとに楽しそう! ツルツル滑って中々登れないのがこれまた楽しそう!

ペダルボートやカヤックは、囲われたブイの中でのみ利用。 見ていないようで結構見ている監視員。 トランポリンから海に飛び込んだりするとホィッスルを鳴らされる。 他に、制服を着た警備員もしゃきっとした姿勢で監視している。

ペダルボートは気持ち良い! ゆらゆら揺られてウトウトしそう! 風が結構強いので、カヤックは大変。 だから夫にお願いする。 娘達に荷物番をさせて、二人でkayaking。 って言うか、私は漕いでいませんけど。

いやぁ、カヤックって気持ち良いですね〜。 「気持ち良いよ〜」と娘達と交換して、散々楽しんだ後夫の腕はパンパン。 風が強い日にカヤックするのは相当腕が疲れるようです(笑)!

返しに行ったり借りに行ったりする度に、初日の人が声をかけてくる。
「バナナボードハ?シナイノ?」

しつこさに少々うんざり。 片っ端から日本人を見つけては声をかけている。 う〜ん!? この人達って、もしかして、いわゆるビーチ業者と言われるホテルとは無関係? そうか、そうか・・・昨日は夕方で、ホテルのスタッフはいなかったんだ。 今朝、感じ良くレンタルの手配をしてくれたのは確かにホテルのスタッフで、 この人達のデスクは・・・あ〜っ、あそこだぁ! 海に向かって右のず〜っと向こうにあるアレだ。

ホテルから出てきた人は、まずここのホテルのActivity deskへ向かう。 自分達のデスクまで観光客が歩いてきて申し込んでくれる可能性は低いが、 ソコにいれば「飛んで火に入る夏の虫」。 ふ〜ん、そういうシステムですか・・・。

ホテル側も、特に邪険にするわけでもなく、 居座っていることに文句は無い様子。 ホテル側ではカヤックやシュノーケルなど無料の貸し出ししか行っていないので、 商売敵にはならないのだろう・・・。

バナナボートをするにしても、他業者の料金もチェックしてから。 ガイドブックに載っていたマリンショップは隣のGrand Hotelのビーチにあるので、 ちょっと料金を確認にと、カヤックでGrand方面に上陸!? ソコを目指して歩こうとすると、World ResortとGrand Hotelの間に ローカルっぽいマリンショップ「J.Y.MARINE」を発見。 こういう所は、案外良心的な料金なのよね・・・と聞いてみるとやっぱり! World Resort前の業者が、banana board$25に対して、こちらは$15。 更に交渉するも、大人子供は同一料金。残念!! 戻って娘達に報告。 明日することにして、またペダルボート。 娘達と私で、ゆっくりのんびり。 あ〜、EBISUYAでソーセージ(魚のエサ用)を買うの忘れたわ〜。 アレがあると、魚の食い付きが違うのよね〜・・・。

ペダルボート

すわ! 津波?!

呑気に遊んでいると、ビーチから夫の呼ぶ声。 呑気に戻る。

「今、地震があったから一度上がった方が良い。結構大きな地震だった」

見ると、ビーチにいた人々が焦って帰り支度をしている。 スマトラ沖地震で皆津波にはかなり敏感になっている。 警備員が駆けつけ、長閑なビーチは一変緊迫ムードに。

「そんなに大きかったの?」
「結構ね。」

とりあえず、荷物をまとめて退散しようかどうしようか迷っていると、 警備員と話していたホテルのマリンスタッフが「ダイジョウブデス」と言いに来た。 沖の方を見ると、波が大きくなったように感じたのは気のせいか? それにしても、海上では全く揺れは感じなかった。 日本で地震を感じる事はあっても、海にいる時に遭遇する可能性は低い。 だから津波の恐さを実感できないところがあるのかもしれない。

丸太橋

洗濯室はどこ?

様子を見ていたが大丈夫そうなので落ち着きを取り戻し、プールに移動。 貸切状態。 隣に建設中のWater Parkが出来たら楽しそうだ。 今は瓢箪型の普通のプールだけ。 でもバスケットのゴールやバレーボールのネットがあるので、娘達は遊びに飽きず。 隣の芝生にもバレーボールのコートあり。

一足早く部屋に戻った私がシャワーの後、ラナイ(部屋は10階)からダメモトで娘の名を叫ぶと、 夫が振り返った。 すごいっ! 娘の名前には敏感なんだ。 と思いや、寝転んでいたベッドを日陰に移動しただけ。な〜んだ・・・。

もう一度! 今度は娘が気が付いた。 すごいのは10階から届く私の声か娘の耳か??

洗濯をしようと館内案内を見るがランドリー室が見当たらない。 まさか無いはずないよね、とフロントに電話をすると、ロビーに下りてきたら教えると言われ、 指示通りに歩くとそこは行き止まり。 通りすがりの清掃スタッフに尋ねる。 「あら!?ドアが閉まっているわ。外からでもアクセスできるから、ぐるっと回りなさいナ」 と言われ、プールの裏手をぐるっと回るが方向音痴の私、ウロウロ・・・。

「どこに行きたいの?」と親切なお声。 スタッフの男性に案内されたソコは、今までになくボロっちいlaundry room。
「SAIPANは初めて?」
「ええ。とっても良い所ね。気に入ったわ。」
「さっきの地震どこにいました?恐かったですね」
「海で娘達とペダルボートを漕いでいて気が付かなかった。夫が慌てて呼びに来たの。」
「お子さんはお幾つ?」等等、話し掛けられてしばらくお喋り。 彼は3人の子供のパパで27歳だと言っていた。 私の年を聞かれたので答えるのに戸惑ったわ・・・。 コインを入れても中々始動しない洗濯機と格闘の末部屋に戻り、 「取りに行くのはお願いね〜。何事も経験!」と父娘にバトンタッチ。

夕方の楽しみ

夕方、向かいのJoeten's SCで買い物をした後、再度EBISUYAに。 時間が丁度夕食時だったせいか、昨日とは打って変わって人がたくさんいた。 お弁当コーナーはシールが貼ってあり安くなっているのでお買い得。 昨日は$1でカツサンド、今日は$1でハムサンドとスパムむすびを買う。 娘達は朝食用にメロンパン。 パン類は全て中々いけていました。 お箸も置いてあるので便利。

今日のDinnerのメインは、並びにあるChurch's Chicken。 かなり美味しいと評判。 米本土をはじめ世界中にあるらしいが私は初めて。 チキン8ピースとビスケット4個のセットで$9弱。 フレンチフライを付けても$10,99。

Fish Specialが美味しそうだったが、食べきれなさそうだったので断念。 →正解! 店内で食べている人のチキンを盗み見る限り、1ピースがおっきい。 私達の前に4ピース入りの箱を10個以上山積みにして買っていた人がいたが、 パーティかな・・・!?

「中々おもしろいぞ、SAIPAN!」と夫が言った。 ホテルの中庭では、BBQが行われていて、ショータイムの真っ最中。 ラナイから見られるかな!?と部屋に戻ると、ただでは見られないようになっているのか(!?) ロビーではガンガン聞こえる音楽は10階には届いてこない。

買ってきたチキンとサラダで乾杯! ここのチキン、噂に違わず美味。 サイのピースの大きさにもおののいたが、ビーチで寝転がっている大人と違い、 娘達は飛んだり跳ねたり走ったり泳いだり・・・始終じっとしていることはないのだもの、 お腹も空くはずよ。 ぺロッとたいらげた。 夜だって、ベッドに入るや寝息が聞こえる・・・エネルギーの消費量はかなりだろうなぁ・・・。

お腹が一杯になった所で、ロビーに設置されているビリヤード (出来もしないくせに)をしようと降りていくが先客がいて使えない。 サッカーゲームにする。 隣のコンビニでキー(カード)を預けてボールを借りる。 ホテル内のコンビニはジュース、ビール、おにぎりまで揃っていて便利。 生演奏(ピアノの弾き語り)をBGMに南国の風に吹かれて良い気分。 一応ホテルのレストランのテラス席になっている所で生演奏はされているが、 芝生にそのまま通じているのでレストラン客でなくても聞ける。

おどけたピアニストが娘達に手を振りながら演奏している。 HAWAIIほど洗練されていなくっても、GUAMほど観光化されていなくっても、 素朴なところが中々いいね、SAIPAN!

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