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4日目:旅の理由

海岸にて

最後の散歩

・・・朝食&散歩でWinchell'sというドーナツ店さんに歩いて行く。 夫が「現金そんなに余ってないよ」と言うのを聞いて 「ドーナツ店ではカード使えないかも!?」と思う。 昨日のChurch'sは使えたけれど、こちらはやっぱりダメだった・・・。 サンドウィッチ、ドーナツ、スープ、飲み物のセットにしようかと思ったが、 $5.99のそのセットは一つしか買えない。 隣にレートの高そうな両替の看板が出ていたが、ドーナツごときで両替までしたくない。 $5.99セット一つと「ドーナツ2個と飲み物」の$1.99セットにする。 会計をしたら、お釣りは¢2。 夫のポケットの¢と合わせて¢8! 恐すぎる〜・・・。

セットのサンドは、3種類のパンから、具も好きなものを、 ドーナツもレギュラーからならどれを選んでも可、スープも飲み物も選べました。 サンド用のパンはきちんと暖めてくれて、具も盛りだくさん。 スープはクラムチャウダーを選んだが、辛いというか味が濃すぎ。 コーヒーは嬉しいくらい大きなカップだった。

店の前の道路を渡り、「排気ガスの道路を歩く(結構交通量あり)よりbeachを歩こう」と、 Grand Hotelを突き抜けて行く。 World Resortが改装したので尚更、Grandは古さを感じます。 Beachまで行くと、ガイドブックに載っていた「Dream Beach Station」というactivityデスクがあった。

すっと踵を返して歩き出す私に、「コンニチハ!」の声! SAIPAN、良い所だけれど客引きが多い・・・。 ジェットスキーも昨日した事にして、「今日帰るのよ」と言って諦めていただく。

歩いて行くと、World Resortに出るが、そのまま歩き続ける。 「ジェットスキー・・・」マタだぁ、初日の人。 「今日帰るから」と答えつつ、コノ誘いから解放される事にホッとする。

海上に戦車が見える。観光用に沈めてある物らしいが、お魚がたくさんいるという。 娘達は、「バナナボートから見えた」と言う。 なーんだ、結構余裕あったのね。 カヤックやペダルボートはブイの中でしか使用できないので次回は是非歩いて(泳いで) 戦車まで行ってみたい!

初日、GARAPANに行く途中タクシーの中から見つけた公園。 此処が、今日の目的地。 滑り台とジャングルジムが一緒になったような遊具があるだけだが、 二人はサンダルを脱いで裸足で追いかけっこ。 聞こえるのは、娘達二人のはしゃぐ声だけ。

私は何故、海外旅行がこんなに好きなのか・・・・・・それは、ブランド買いがしたいわけでも、 特に何かがしたいわけでもない。 昔は、自分にしたい事があって旅に行きたいと思った。 でも今は、もしかしたら、 この子達のこの笑顔が見たい・・・ソレが「海外に行きたい」1番の理由かもしれない。

「のど渇いた〜」・・・言うと思った! 道路に出てJoeten's SCに向かう。 お土産等最終的な買い物を済ませた後、チェック アウトが12時なので部屋に戻りパッキング。 そこで日本を出発する時に着てきた服に着替えてしまおうかと思っていたが、 ジーンズはマダはきたくない気分なので、空港に向かう寸前に着替える事にする。

チェックアウト後、フロント横で荷物を預け、beachで時間をつぶす。 今日は空いている・・・。 おやつを食べたりジュースを飲んだりしていた娘達は、時間を持て余し、 「ねぇ、ペダルボートしてきていい?」 チェックアウトはしてしまったけれど、部屋番言えば借りられるかな!?

洋服着ているのだから、間違っても落ちたりしないでよねーと思う間もなく走り出していく二人。 慣れた手順で借りてきて海に漕ぎ出した。 風が強いので思うように舵が取れず戻れないかも!?と夫が助っ人に。 パパがいれば百人力とばかりに、トランポリンによじ登る。 わ〜い、貸切だぁ! 水着だろうが洋服だろうがお構いなしなのねー。 ・・・時間ギリギリまで楽しんだ。

預けた荷物を取り出し、冬の日本へ帰るべく服に着替える。 スーツケースを再び開けて、夏服を押し込めれば、13:30の約束にピッタリ! 空港へ向かう。

ビーチにて

class J

空港のチェックインカウンターは、HonoluluやGuamとは打って変わってガラガラ。 例の白い丸い紙のような物で荷物をなでられる。 ウレタン棒は真ん中がくりぬいてあるので、 いつも検査官の絶好のジョークの的となる・・・穴の中に向かって「誰かいませんか〜?」みたいに・・・。

ここでまたヘマをしてしまった。 出発の成田では、カウンターの係員が「お席は此方でよろしいですよね?」 と確認を促してくれるし、「席、席、席!」と頭に思っているのでしくじった事はないが、 帰りとなると、楽しかった時間に浮かれているせいか、 チェックインにばかり頭を取られていて、シートの事がすっかり抜けてしまう。 チケットを予約する時指定してあるので、尚更安心しきっている。 しかし予約のシートは確約でない事は、しっかり身を持って覚えたはず(HAWAII島復路)。 リコンファームしなくてはいけない時代の方が、そのついでにシートも確認していたので確実だったなぁ。

2-4-2の配置なので、窓際2席で前後2列を取っていたはずなのに、 数字が同じ(同じ列)である事に気が付いたのは、セキュリティーも過ぎてゲートに行ってから。 係員は、一時間くらい前にしかゲートに来ないものなぁ。 セキュリティー通ってしまったから逆行するわけにもいかない。 窓際でなくても隣同士なら我慢するが、アルファベットがCDEGだ。

落ち着き無く席を立ったり座ったり、ゲートの係員が来ないか来ないかとチェックする。 手にした搭乗券をじっと見て気が付く。 うん!? 待てよ! 数字が4になっている。 これって、ビジネス!? でもこの便はエコノミーしか設定が無かった気がするのだけれど・・・。 でもでも、もしビジネスなら、家族バラバラの席でも良いよ〜! とさえ思ってしまった私。 どうする? どうする?

係員が来た。 聞いてみるとやはり「これは広い席ですよ」と言う。 並びは2-3-2で、アルファベットの打ち方がAC−通路−DEG−通路−HKとなっているので、 C席と通路を挟んで3人が並ぶ配置。 文句ないじゃん! 窓際より絶対ビジネスよね? この意見には娘達も異議無し!

ワクワクと機内に入ると、この広めのシートは6列しか無い。 客室乗務員の方が手にメモを持って数人の方に挨拶をして回っている。 耳を澄ませば・・・「いつもありがとうございます。」 やはりここはビジネスなのか!? 挨拶された斜め前の男性は芸能人だろうか?などなど心の中で詮索をする。

シートは当然広い。 足元には「レッグレスト」、肘掛から出てくる「インアームテーブル」 ・・・う〜ん、これが3時間のフライトだなんてもったいない。

食事が出てきたが、先程乗務員に挨拶されていた方々も同じ内容だった。 ということは、正規のビジネス客ではないの? 運良く席だけビジネスになっても食事はエコノミーという話をよく聞くが、 食事が同じということは??? 彼らも正規ビジネスではないってこと? では、先程の挨拶は何?

どうしても気になって、帰国後調べてみると、この便にはやはりビジネスの設定は無く、 コノ前方6列の席は、言ってみれば国内線のclass J様式。 事前座席指定可能範囲には入っていないが、運が良ければ座れるんだ。 では、乗務員からの挨拶は何だったのか? これは私の想像だが、「いつもありがとうございます」と言っていたところをみると、 年間搭乗が30回以上(JMBクリスタル)、50回以上(JMBサファイア)、 80回以上(JMBプレミア)の方かと思う。

ビジネスではなかったけれど、class Jでも充分に幸運だった。 冬の日本に真っ黒になって戻り、4時間前の常夏の島はまるで夢の世界。 行きはよいよい、帰りはこわい♪のとうりゃんせ。 成田は出国と帰国の日では景色が全く違うなぁ・・・それって気分的なもの?

GUAM、SAIPANとひとくくりにされるけれど、二つの島は全く異なると感じた。 何をしたいか、何を求めるかで、 「また行きたい!」と思う派と「もういいかな・・・」と思う派に、 はっきり分かれる所以かもしれない。

娘達の成長は早い。 一つの季節は一年を意味する。 一緒にいられる時間でできるだけ思い出を増やそう!

Thank you

旅行記を読んで下さいましてありがとうございます。
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また、何かお知りになりたい事がありましたら、ご質問をお受けいたします。
こちら まで。(by 空)

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