オランダ語

オランダ語いまのところ AI様様

 オランダ語学習いま現在の様子を書きます。

 2月初旬にDuolingoのオランダ語コースをセクション3まで終えたあと、セクション4には進まず、セクション1~3の復習とノート作りに入りました。2月下旬の現在、セクション3を復習中です。2月中に復習が終えられたら、と思っていましたが、どうやらそれは無理そう。でもわりと順調かなと思っています。

間隔反復(Spaced repetition)

 ここ数年、Duolingoの新しいコースを進めるときは、Duolingoの進捗と同時進行で最初からノートを作るのが常でした。ハワイ語しかり、フィンランド語しかり、ナバホ語しかり。

 でも今回は、セクション3まで終えてから、ノート作りを始めました。なぜかというと、オランダ語コースは比較的平易で、ノートの助けを借りなくてもコースを進められたからです。セクション3まで終えて初めて、そろそろノートがないと辛くなってきたので、それ以上先に進まず、復習がてらこれまでの単元のノート作りに取り掛かりました。

 結果的にこれは良かったと思います。なぜならある程度の期間を置いてから復習することになったからです。

 間隔を置いて復習することを、古くは「漆塗り(完全に乾いてから塗る、を繰り返す)」、最近では「間隔反復(spaced repetition)」と呼びます。これは記憶の定着にとても効果的だと言われているのです。

 復習自体も2つの工程に分かれていたため、ここでも間隔反復を実践することになりました。

  1. スクショをとりながらDuolingoをやり直し、アイコンを全て金色(レジェンダリー)にする
  2. 溜まったスクショを読みながら、例文をノートに書き写す

 更に、各ユニットには以前のユニットの復習が含まれているので、ここでも復習ができます。ここに初回を加えると、

  1. Duolingoのアイコンを色付きにする
  2. スクショを撮りながらアイコンを金色にする
  3. スクショを元に例文をノートに書き写す
  4. 復習ユニットをやる

 つまり4回漆塗りを繰り返すことになります。次から次へとDuolingoの新しい単元を進めていた1月までは覚えられない単語がどんどん積もってゆくのが恐怖でしたが、さすがに4回繰り返した部分はなんとなく7,8割覚えられたかなーという気がしています。

 もし作ったノートを見返せば、5回目以降の漆塗りもできるわけで、ますます記憶が強固になります。

 単語暗記に関してはこんな感じです。

AI活用

 文法に関しては、AI(Google Gemini)に頼りっぱなしです。

 AIって今まであまり使ってこなかったのですが、便利ですねーーー!! もうびっくり。25年くらい前、インターネットを使い始めたときも時代の変化に驚きましたが、AIの登場でまたびっくり。なんかすごい時代に生きているな、と思う。いままでいくつものサイトを渡り歩いてやっと欲しい情報にありついていたのがウソみたい。本当に便利になりました。

 自分で検索をかけるよりも素早く知りたいことが分かるのがありがたいですね。特にオランダ語のように、日本語の情報だけでは不足している場合、日本語で尋ねても、外国語の情報まで検索して日本語で答えをくれるのがありがたい。特にGoogleは現在ネット上に存在するページだけでなく、すでに削除されたページのキャッシュも保管しているようで、現在のインターネット上では知り得ない情報を教えてくれたりもします。AIが普及する前の情報も持っているので、これは強いです。

 AIも間違えることがあり、特に旅行に関しては古い情報を自信満々に教えてくれたりもしますが、「これは違うと思う。もう一度最新情報を調べ直して」とこちらが指摘すると「失礼しました」と素直に謝り、訂正してきます。

 オランダ語文法に関しては今のところ、間違いはなさそうです。実はAIが間違えるのを虎視眈々と狙っているのですが、意外と間違えない。えー、これ違うんじゃないのー?と思っても、裏をとってみると正しい。しかも例を挙げてとても分かりやすく説明してくれます。過去にした質問も覚えていて、わたしがどんなことにフォーカスしているのか、理解した上で回答してくれるのも嬉しいです。

 しかもAIってとことん感じが良いですね。自作のオランダ語文を書いて「あってますか?」と尋ねると「ここはスペルが少し違っていますが、語順は完璧です!」とか、良いところを探して褒めてくれる。ひょっとするとAIに最も学ぶべきは、人当たりの良い話し方ではないかと思ったりします。

 まあ以前、花の名前が知りたくて「この花は〇〇ですか?」「××ではないでしょうか?」などと尋ねたら、忖度しすぎたのか、何を聞いても「はい、おっしゃる通り、これは〇〇です(××です)」と返ってきて、結局何の花なのかサッパリ、なんてこともありましたが、オランダ語に関してはこちらの期待を裏切る回答でも「確かにそう思えますよね。でも実は~」みたいな感じで、こちらの勘違いに共感を示しつつ理解を正してくれます。

 それに、AIって杓子定規ではないんですね! たとえば「定冠詞が het か de かで迷ったら、75パーセントの確率で当たるので de を付けましょう」とか「je(小辞)を最後につければ元の性に関わらず中性名詞になるので、小辞をつけるのがお勧めです」とか、こちらがそこまで聞いてもいないのに教えてくれたりします。こういう小技は Reddit の語学スレから拾ってくるようで、参考リンクとしてよく張ってあります。

 まあソースへのリンクが張ってあっても、大抵は AI の回答だけで満足してしまい、元のページを開くことは稀なんですけどね。でも、これはマズいな、と自分でも思います。だって情報の発信元とすれば AI にタダで情報を吸い取られていることになるじゃないですか。そうなると、だんだん人間はインターネット上で情報を発信しなくなるでしょう。すると AI の情報源も次第に枯渇するわけです。情報発信に熱心なのは、AIを人為的に操作しようとする者だけとなる。そうなったら怖いですね。

 でもとにかく、AIのおかげで、ぐちゃぐちゃにこんぐらがっていたオランダ語の文法がだいぶ整理できました。特に語順。わけわからなくなっていましたが、ドイツ語との違いを説明してもらったり、例文をたくさん作って正しいのかどうか尋ねたりしているうちに、だんだん整理されてきました。ほんと、AI様様です。

入門書レビュー

 Duolingoのオランダ語コースをセクション3まで終えた段階で、どれくらい入門書が読めるものか、試してみました。

 試したのは以下の3冊です。

 簡単な順に並べました(上が簡単)。

 どれも形式はほぼ同じで、文法説明がついたスキットが20課。あとは補足や付録という感じです。

 通常、新しく出た本のほうが古い本よりも平易であることが多いのですが、オランダ語に関しては、一番古いCDエクスプレスが一番平易。二番目のニューエクスプレスプラスも難しくはなかったです。この二つはDuolingoのオランダ語コースをセクション3まで終えた状態で楽に読めました。出てくる単語もDuolingoと割と被っていました。白水社は割とスタンダードというか、Duolingo同様、スタンダードな表現が多い気がします。

 一方、三番目の「ゼロから話せる」にはてこずりました。まず、スキットが上の二冊と比較して長く、語数が多い。また出てくる単語がDuolingoとあまりかぶらず、同じことを言うにも異なる表現を使っています。間投詞なども多い。おそらくこの本は、ネイティブが使うナチュラルな表現にこだわっているのではないでしょうか。

同じ課で語数比較。左からCDエクスプレス、ニューエクスプレス、ゼロから話せる。

 スタンダードな表現か、ナチュラルな表現を好むかは人それぞれ好みが分かれるところだと思いますが、Duolingoから移行するなら最初の二冊のほうがスムーズ。ただ二番目のニューエクスプレス「プラス」は重く、本を開きづらいので、頻繁に持ち歩いてしょっちゅう開くなら、旧版のニューエクスプレス オランダ語のほうが軽くて柔らかくて扱いがラクです。「プラス」がついていない分、巻末のコンテンツが若干少な目ではありますが、ページ数の増加を加味しても「プラス」は重い(どの言語もそう)。

 重さを計ってみたところ、CDエクスプレス255g(CDを除く)、ニューエクスプレス236g(CDを除く)、ニューエクスプレスプラス309g。ほんの数十グラムの差ではありますが、手に取ってみた感じではかなり違います。

 一方、三番目の「ゼロから話せる」にも旧版がありますが、こちらは新装版のほうが軽くて開きやすい。どれくらい違うかというと、旧版372g(CDを除く)、新装版257g。かなり軽くなりました。

 重くて開きづらい本は手に取るのが億劫なので、わたしは入門書に関しては徹底的に軽さ・開きやすさを重視します。まあ、根性のある人はどんな本を使っても最後までやり遂げるし、全く根性のない人はどんな本を使おうが挫折しますが、わたしのように「根性に自信はないが、最後までやり通す可能性もなくはない」という中間層の方々のご参考になれば幸いです。

会話について

 いつもはネイティブと会話してから旅行に臨むわたしですが、今回、会話は全くやっていません。DMM英会話にもオランダ語ネイティブは少なく、なかなか会えないのです。

 でもあまり心配はしていません。基本フレーズさえきっちり言えるようにしておけば、会話をしたことがなくても、意外と話せると経験的に分かっているからです。

 いずれAI相手にオランダ語で話せるアプリなどを探してみようと思いますが、今は復習が先決。DuolingoやMondlyの通常レッスンでも発話のチャンスはあるので、会話練習はもし時間的に余裕があったら、でいいかなと思っています。

今後の予定

 4月のオランダ・ベルギー旅行まであと1カ月半。それまでにやりたいと思ってるのは以下の通りです。

  1. Duolingoの復習・ノート作りをセクション3の最後まで終える
  2. 放置中のMondlyオランダ語基礎編を終える
  3. 入門書三冊のオーディオを聞き込む

 三月は忙しく、二月のようにオランダ語に時間が割けませんが、忙しさの合間になんとか時間をつくり、この3つはちゃんとこなして旅行に臨もうと思っています。

わたくしのイメージするアムステルダム^^。
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