マルタへ行く前、ネットの情報にだいぶお世話になりました。意外とマルタに行く日本人は多いんですね。英語留学に行く人が多い。ネットの情報が充実していて助かりました。
なのでわたしもちょこっと恩返しすることにします。そのうち旅行サイトのほうにも纏めようと思いますが、とりあえず忘れないうちに、マルタに行く前、自分が知りたかった情報をここに纏めます。2020年3月現在の情報です。
冬のマルタの服装
二月下旬のマルタがどれくらい寒いか。これはネットで調べても最後までよく分かりませんでした。いろいろ書いてはあるんだけど、じゃあ結局何を着ていけばいいの?というのがよく分からなかった。
そこでわたしが編み出した戦術は、暖かくても寒くても大丈夫なように「①脱ぎ着ができ、②持ち運びに便利」なものを持って行くこと。具体的にはユニクロのウルトラライトダウンの重ね着が大正解でした。付属の袋にコンパクトに収納できるタイプです。
マルタはとにかく一日の寒暖の差が激しく、風のない昼間の日向は初夏くらい暑い。でも風が出てくると日中でも初冬の寒さになり、夜は東京の真冬と同じくらい寒いことも。また伝統的な石造りの家に泊まったので、天井が高く、底冷えがする。エアコンは30度にセットしていましたが、それでも暖房がいきわたるまで時間がかかり、部屋でもダウンを着ていました。
そんなわけで、冬にマルタへ行かれる方にはウルトラライトダウン二枚持ちがオススメです。ダウンジャケット一枚より調節しやすく、また付属の袋に入れてしまうとかさばらず、しかも非常に軽いので便利です。
あとスカーフ。わたしは普段からスカーフ愛用者なのですが、マルタでもスカーフが大活躍しました。材質は絹。シルクは首元にフワッと一枚あるだけでもけっこう暖かい。しかもがっつり防寒して見えないところが便利。マフラーも一応持って行きましたが使いませんでした。
バレッタの手荷物預かり所
往路は朝にマルタに到着し、復路マルタを発つのが夜だったので、宿のチェックイン前とチェックアウト後に町歩きをする時間が充分ありました。そこで事前に手荷物預かり所情報を探したら、4Travelに情報を載せてくださった方がいらして、大変助かりました。
こちらです。場所も料金も変わっておらず、親切なお店でした。
バレッタのトイレ
待ち歩きをしていると欠かせないのがトイレ。わたしがヴァレッタでよく利用したのは、
- フードマーケットのフードコート
- アッパー・バラッカ・ガーデン
- バスターミナル
の三つです。どこも無料。清潔度はフードマーケットが一番きれいで、次がアッパー・バラッカ・ガーデンの公衆トイレ。バスターミナルの仮設トイレはギリ許容範囲内といったところ。ペーパーはたいていありましたが、なかったこともありました。
インターネット接続
旅行前はインターネット接続に関する対策を特にこれといって考えていませんでした。インターネット接続は基本的に宿で行い、街ではフリーWiFiが繋がればラッキーくらいに思っていました。
でもやはり実際街歩きをしていると、「いまここでネットが繋がりさえしたらなあ」と思うことが多く、旅の途中から有料WiFiを使い始めました。Melitaの15日間で10GB、10ユーロのプランです。
契約はとっても簡単。マルタの町中でWiFiに繋ごうとすると選択肢としてMelitaが上がってきて、「melitaのメンバーですか?」と聞いてくるので、「メンバー以外」を選択すると、自動的にこのプランを勧められるので、必要事項を記入してクレジットカードで決済するだけ。軽く調べたところ、melitaというのはマルタの三大通信会社の一つのようです。
使い勝手はまあまあ。一番役立ったのはゴゾへ行った時です。フォンターナからビクトリアまで歩いた時、Googleマップを見ながら歩け、とっても助かりました。
但し、万能には程遠いです。海の上はもちろん、ヴァレッタでも海沿いは入りませんでしたし、ヴァレッタの中心でも、パレードの最中とか、周りに人が大勢いる時は繋がりませんでした。
スケジュールの良いフライト
時期にもよるかもしれませんが、今回探した東京―マルタ間のフライトでスケジュールが抜群によかったのがイスタンブール乗換えのトルコ航空。10時間待ちが普通のマルタへのフライトの中、乗り換え時間が行き2時間20分、帰り1時間25分で非常に快適でした。
ただし、一年ちょっと前に開港されたばかりのイスタンブールの新空港はめっちゃ広い。唖然とするくらい広大。ターミナルビルから滑走路までも遠いので搭乗開始時間が早く、降りたゲートから乗るゲートまでの歩く距離もハンパなく長い!! 行きも帰りもイスタンブールには早めに着きましたが、それでも忙しく、特に帰りは免税店をチェックする間もありませんでした。免税店、充実していて魅力的なんですけどね。ディレイの可能性を考えると、この乗り換え時間はリスキーではあるかもしれません。
宿
キッチン付きのアパートに住みたかったので、airbnbで探しました。カーニバルの時期だったので、早めに予約。10月初旬に予約し、2月下旬に行きました。
ガイドブック
ガイドブックは地球の歩き方plat マルタの最新版を購入。熟読し、現地でも持ち歩きました。ネットからの情報書き込んだり、付箋やアンダーラインでいっぱい。クタクタになるまで使いました。他のガイドブックを図書館で借りたり、マルタ観光局から取り寄せたパンフレットも読みましたが、やはり地球の歩き方に勝るものはなかったです。
ただ、不正確な部分もあります。スリーシティーズのフェリー発着所は、ガイドでは運河のヴィットリオーサ側になっていますが、実際はセングレア側でした。コスピークワのマーケットは点で示されていますが、道沿いに長く続いています。
ガイドブックで足りない部分はGoogleマップで補いました。ただGoogleマップも細かい位置はけっこう不正確。セングレアのレストランの位置など一ブロックぐらい平気でズレていることが多々あり、100%信頼はできませんでした。