ロシア語

キリン読み@ロシア縦断紀行

 二週間以上前から読んでいたテキストをやっと読み終えました。2016年下期に放送されたNHKラジオ講座まいにちロシア語応用編「ロシア縦断紀行 ~サンクトペテルブルクからカスピ海を目指して」です。

 完璧背伸び。難しかったーーーー! でも面白かった。内容がわたしの興味にジャストミート。だから背伸びでも読めたのです。

 こういう背伸び、多読の世界では「キリン読み」と呼ばれています。首をうんと伸ばして読むから「キリン」。ちなみに「パンダ読み」っていうのもあり、これは簡単なの(白)やら難しいの(黒)やら取り混ぜて読むこと。白黒両方読むから「パンダ」^^

 で、キリン読みに話を戻すと。

 チキンなわたしは、実はキリン読みは苦手です。難しいものは「怖い」と感じるので、簡単なものばかり読んでいる(名付けて「チキン読み」?)。「きっと無理」の閾値が高いので、なかなかキリン読みに至ることはない。

 でも今回のようにたまたますごく興味のあるものに出会うと、「読みたい」という止むに止まれぬ気持ちが「きっと無理」に勝り、思わずキリンさんになってしまうことがあります。

 そしてキリン読みは、一気に成長できるチャンス。いつもなら出会えないワンランク上のボキャにバシバシ会えるから。出会いさえすれば、もしかしたらそのうちの何パーセントかは記憶に残るかもしれないじゃない?

 「これこれこういう成果があった」という実感はいまのところありませんが、すごく面白かったし、めっちゃ便利そうな表現にたくさん出会えたので(※ 覚えたとは言わない)、すごく貴重な経験ができたなあと喜んでいます。

 でも反省もある。

 最大の反省は、途中で中だるみしたこと。半分くらいまで一気に読んだんだけど、だんだん「やっぱり難しい~」ってなって、いやになっちゃった。そこに忙しさが重なって、真ん中一週間くらい完全放置でした。

 完全放置なら放置で、Things to doリストから追い出して、完全に棚上げしてしまえばそれはそれ。

 ところがわたしはといえば、「読まなきゃ読まなきゃ」とずっと思いながら中だるみしていたのだから、無駄もいいところ。楽しくて始めたことが、義務になってしまった。そこが嫌。

 また、とにかく内容が知りたくて読み始めたので、最初は「ロシア語は大意がつかめればいい、二度読んでも分からなかったら和訳を読もう」と割り切っていたのに、読んでいるうちにだんだん細かいことにこだわり出し、「何度読んでも分からない~」と泣きたくなったり、「この表現は使えそうだからメモしとこう」とか余計なことを考え出し、気楽に読めなくなってしまった。

 最初は本だけ持って、どこでも好きなところに寝転がって読んでいたのに、気づけばペンやらノートやらに手が伸びていた。あと突然音読してみたり。ああ面倒。だから嫌になって中だるみしたのだと思う。

 読み始める時に

  1. 二度読んでも分からなかったら和訳を読む
  2. 練習問題はやるが、ノートには書かない
  3. エカテリーナさんの談話は和訳だけ読む

と決めたのだけれど、途中で逸脱しかけた。

 最後は初心に帰り、「時間のかかることは全て後回し! とにかく一度最後まで読み通す!」と決めて読み終えたけど、自分で決めたガイドラインを自分で乱してちゃダメじゃんね。

 メモを取りながら本を読むという行為は一見勤勉そうに見えるかもしれません。

 でも実は横着のなせる技。本当に勤勉なら、一度目は大意をつかむことに専念し、メモは二度目、三度目に取りゃいいじゃないですか。一度で済ませようとするから「今すぐメモを取らなければ!」と焦る。

 音読だってそう。音読したきゃ一度全部読んでからゆっくりやれよ。何でも一度で終わらせようとするな!! この横着者!

 まあでも結果オーライ。なんであれ最後まで読めて良かったです。

ロシア縦断紀行のテキスト 全48課

 余談:

 このテキストには蜂蜜市の話が出てきます。いいなあと舌舐めずりしながら読んでいた数日後、なんとはちみつパーティに誘われ、キルギスの蜂蜜を食べるチャンスに恵まれました。写真の右の二つの白い蜂蜜がキルギスのです。

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