トルコ語

トルコ語しりとり

 旅行中、バスの中でトルコ語の「脳内ひとりしりとり」をやりました。

 たとえばこんな感じ:

 sıcak kaşık kibar restoran nakit tamam mükemmel lezzetli ilk kendi ihraç çabuk kısa ama ada ara asıl lokanta akraba aptal lise eğlenceli ithal liman not tesadüf fırın nihayet tavsiye ekmek kemik kitap para ameliyet takdir raf fark küçük …

 トルコ語って意外と最初の文字と最後の文字が同じ単語が多いんですね。たとえば上の例でも、 ama、ada、ara、akraba、kemik、küçük、kaşık は、最初と最後の文字が同じ。特にama、ada、ara、küçük あたりは、山本山の世界~! 特にトルコ語起源の語彙に多い気がする。

 ちなみに動詞もアリにしました。接尾辞をつけず、語幹のみ。命令形ともいう。etmek だったら et、hazırlamak なら hazırla。

 ğ で始まる語はないので、日本語しりとりの「ん」扱いとしました。でもそんなにたくさんはないのかな? 思いついたのは sığ と çiğ くらい。

 z や r は最後の文字になることは多いのに、最初の文字になることは少ない。

 逆に b、d、g で始まる単語は多いのに、終わる単語はない。借用語の元の単語が b、d、g で終わっていたとしても、トルコ語になった途端、無声化してそれぞれ p、t、k になってしまうから。あと、o、ö で終わる単語もないっぽい。

 つまり b、d、g、o、ö で始まる単語はしりとりに全然出てこないことになるわけで。トルコ語はしりとりにはいまいち向かないようです。

 ・・・って、あ。今気づいた。語末の p、t、k、o、ö はそれぞれ b、d、g、u、ü に置き換えてもいいっていうルールを作ったらいいんじゃ・・・? 日本語しりとりでも、濁音は清音に置き換えてもいいっていうルール、ありますよね。「バ」は「ハ」に置き換えてもいいとか。「ぢ」は「じ」に置き換えてもいいとか。それと同じ。

 よし、次からそうしてみよう^^。

 あともう一つ、脳内ゲームをやりました。これ、なんと名づけていいのか分からない。「似たもの連想ゲーム」??

 たとえばこんな感じ:

 sıcak ocak bacak bıçak uçak ufak mutfak mutlu kutlu kutu kötü kömür kumar kumaş yavaş savaş havuç sonuç saç kaç maç aç açı açık aşık kaşık karışık karşı kar karı karın yarın yarı sarı salı halı hal mal bal bel belli elli evli ev ödev önem önlem kalem harem …

 ・・・こうやって書くと面白~っ! トルコ語単語のメタモルフォーゼ?(笑)

 ご覧の通り、似た単語をつなげていくだけです。何文字まで違っていてもいいなどの、厳密なルールは何もなし。自分が似ていると思ったらそれでオッケー。

 トルコ語は似た単語が多いので、これはけっこうトルコ語向きだったかも。これも面白かった。実はしりとりより、こっちを先に思いつきました。

 観光地なので、英語はちょくちょく聞こえてくる。でもさすがにトルコ語までは聞こえてこない。何か少しでいいからトルコ語に関することをやりたいなと思って考えました。

 わたしは乗り物に弱く、バスの中で文字を追うと酔ってしまうので単語帳は眺められない。ガイドさんの説明が頻繁に入るからiPodを聞くのも煩わしい。それでほかに何かないかな、と考え、このしりとりと連想ゲームを思いつきました。

 道具要らず。ただ頭の中で思い浮かべるだけ。記憶が曖昧で気になった単語は気にとめておき、バスが止まった際に単語帳で確認しました。

 ・・・といっても、盛りだくさんな行程に疲れ果て、寸暇を惜しんで眠っていたので、これをやっていたのはほんのちょこっと。三泊四日分合わせて1時間くらいかなー。でも何もしないよりは、マシだよね^^。

   
 「何もしないよりはマシ」。

 そう。別に試験前じゃないんだし、ゼロじゃないあたりで満足してます^^。
 
 

紅の色濃い沖縄の桜。ソメイヨシノではなく、寒緋桜という種類だそうです。
同じ木でも、花によって色の濃さが異なることも。

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