フランス語

ちょうどいい日課

Monsieur Madame

 2月に読み始めたMonsieur Madameのシリーズ、先日念願の最後の一冊を手に入れ、ようやく全巻読み終えることができました。

 一冊読むのに15分とかからないムッシューマダムを読むのは本当に気楽で楽しい日課で「全部読み終えてしまったら、その後わたしは一体どうしたら・・・」と心配したこともありましたが、おかげさまで、全部読み終えてしまった今も、元気に楽しく生きてます^^。

 まずよかったのが「全部読み終えたら、最初からもう一度読みなおせばいい」と思い付いたこと。プラス「ムッシューマダム以外にも面白い本がある」と知ったこと。おかげでわたしの人生は、ムッシューマダム以後も、バラ色です^^。

 たとえば、今読んでいるのはこれ↓ 

Les contes de fées illustrés

 おとぎ話集です。「シンデレラ」や「眠れる森の美女」、「ナイチンゲール」など定番の童話に混じって、今まで読んだことがないお話も。

 ムッシューマダムを読み終えて以後は、これを一日一話ずつ読んでいます。現在は10話のうち5話読み終えたところです。

 これ、とっても素敵なんです。

 350ページオールカラーの、ゴージャスな絵本(出版社のサンプルページ)。これが1995円だったなんて、信じられない~♪

 実はこれ、わたしが大好きで集めている英語のミニ絵本のフランス語版なんです。一話ずつのミニ絵本だと一冊600円くらいするのですが、これは10話で約2000円だから、一話あたり約200円♪ 安いっ!

 持っている本と一話もかぶってなくて、いずれ買おうと思っていた話がいくつか含まれていて、収納場所も考えず、おもわず買ってしまいました^^。キラキラした表紙も、ふっくらした本の重みも、糸とじの丁寧な製本も、すべてが大好き♪ いつも枕元に置いて、抱きしめたり、頬を擦り寄せたりしています^^。

 語数は一話につき1000語くらい。ムッシューマダムよりは長めですが、20分もあれば一話読み終えられる長さです。二度読んでも40分。時間がないときは二度目は翌日読みます。

 わたしにとって、長期に渡る日課って、これくらいがちょうどいいと思います。

  1. 分量は一日あたり15分~20分くらい
  2. うんと楽しいこと。つまらないことは一日15分でも続かない
  3. 一日分の分量が決まっていて、日々達成感が感じられる
  4. 道具立てがシンプル。取り出すのもしまうのもラク
  5. やらない日があっても、翌日遅れを取り戻そうとしない

 ムッシューマダムを読んだ一番の大きな収穫って、こういう自分のペースが分かったことだと思っています。

 そうそう、フランス語の日課といえば、お風呂でフレーズ集を読む日課が意外にも続いています。一日45分くらいと長いのですが。これは例外ですね。半身浴と抱き合わせだから。ダイエットを続ける限り、自動的に読むことになる。その代わり、ダイエットが終われば自然消滅すると思います。

 基本的な日課が安定していると気分的に安心。臨時の読書は気分次第。読みたいとき、読みたいものを読みたい分だけ、読んでいます。読むものの長さもまちまち、読み終えるまでにかかる時間や期間もまちまちです。

 Catwings飛び猫)のフランス語版は、初めて読む話だったので先が気になり、一気に読み終えましたが、マジックツリーハウスのフランス語版は、話を知っているので先が気にならない。英語版と比べたり挿絵を眺めたりで、一体いつ読み終えることやら・・・。

 実は他にも、途中まで読んで何カ月も放置している本なんかがチラホラあったりなんか・・・^^;。でもまあそれでもいいやと思っています。一話、一冊を読み終える充実感は、日課から得ているので。

 ただし。

 読みさしの本が多いと、部屋が片付かない

 これが目下の大問題。

 なので9月は、読みかけた本、買ったのにまだ読んでいない本をせっせと読んで、片付けようと思います。

 9月のテーマは、お片づけ、です!!

フランス書籍専門の本屋さん欧明社。2022年2月に残念ながら閉店しました。

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