スペイン語

先生が眠そう

 気づけば2月も今日で終わり。毎月更新を目指しているので、慌てて書きます。

 最近やっていることといえば、Duolingoのスペイン語と、Mondlyのギリシャ語と、パチトレの韓国語、それにDMM英会話でスペイン語をメインに会話しています。全部合わせても、1日1~2時間くらいかな。Mondlyのギリシャ語とパチトレの韓国語はそれぞれ1日1、2分なので、実質的にはスペイン語に1点掛けです。

 今年は南米に行こうと思い、昨年の暮れからスペイン語を再開したのですが、今現在、まだスペイン語の最大風速は取り戻せていません。いまスペイン語で通訳ガイドをやれと言われたら無理ですね。・・・いや、スペイン語以前に、まずガイドができないので、英語でも無理ですが。

 1か月もあれば最大風速まで戻せると思っていたので、この遅さは意外でした。まあそれほど集中して時間をかけていないからでしょうが、意外とかかるなあ、という印象です。

 ただ、日々上達している実感はあるので、過去の最大風速になかなか到達できないのは、それだけ過去の山が高かったと都合よく考えることにしています。ほんと、毎日いろいろなことを思い出しているのに、まだまだ思い出すことが尽きないって、昔はどんだけスペイン語ができたんだろう、と我ながら驚く日々(笑)

 というわけで、概ね順調なのですが、いくつか問題を抱えてもいるので、今日はそれについて書きます。

iPhoneが熱くなる問題

 まず一つの問題はDuolingo。2月に入った頃から、Duolingoを使うとiPhoneが極端に熱くなるようになりました。おかげでバッテリーがあっという間になくなる。

 アプリが固まる・落ちるもしょっちゅう。設定を変えてみたり、他のアプリを全部落としたりといろいろ工夫していますが、今のところ改善は見られません。

 最新版に早くアップデートせい、というサインなのかな、とも思いますが、少なくとも英西コースを終えるまでは今のバージョンで行きたいので、我慢しています。しかもその英西コースはまだ半分も終わっていない( ̄▽ ̄;) あと4ー6か月はかかりそう。Duolingo、スペイン語がシステマチックに整理されていっているのが分かり、やり直しにすごく良いのですが、辛い・・・><。固まるのやめて。落ちるのやめて・・・。

先生眠そう問題

 もう一つ辛いのは、DMM英会話でスペイン語で会話していると、先生方が眠そうなことです。割とどの先生も眠たそう。必死にあくびをかみ殺しているのが分かる。女性の先生のほうがちょっとマシかな。でも眠そう。会話が退屈なんだろうなあ・・・と落ち込んでしまいます。

 なんで眠そうなんだろうと思い、レッスンを取る時間を変えてみたり、先生を変えてみたりした結果、メキシコの先生は割と眠そうじゃないので、メキシコ優先にしていますが、南米の先生は、4.9以上の評価を持つ先生でさえ眠そうなのはなんでなんだろう?

 やはり、会話が退屈なんだろうな。たぶん相手が同じ先生でも、英語なら好きな話題で自由に盛り上がれるから、先生も飽きないんだろうけれど、スペイン語はまだ言えることが限られていて、今日何を食べたとか、どこへ行ったとか、どうでもいい会話しかしていないので、そりゃ先生も眠くなるよな、と思ったりします。

 早く上達してこの状態から脱却したい。それが目下、一番の上達のモチベーションです。

 でも不思議なのは、ロシア語圏の先生とロシア語で話していたときは、低レベルのロシア語にも関わらず、先生方は全く眠そうじゃなかった。やっぱりお国柄もあるんだろうか?

 ただ、ロシア語圏の先生と話す話題は割と政治がらみで、ロシア語がへたくそなくせに、頑張って固い話題についていくことが多かった。特に最近はプーチンの悪口で盛り上がることが多く、先生も、国内ではなかなか言えない本音が思う存分吐き出せて楽しそう。

 そういう関係性を南米の先生方とも築けたらいいのだけれど、南米の先生方はウクライナ問題には興味なさそうだし、南米の政治の話になることもあるけど、わたしは南米の政治なんて分からないし、というか南米ってどこの国も汚職だらけだし、自国の政治家にキレる先生の話をただ黙って聞いてるしかなくて、こっちのほうが眠くなる。

 ・・・あー、書いてるうちに分かってきたわ。要は、双方にとって興味のある話題が見つからないことが問題なのね。

 レッスンの始めに先生が「今日は何の話題を話す?」と聞いてくれるのだけれど、これも微妙。特に話したいことがあるわけではないし、何を話したらいいのか分からないので。

 ただ最近、面白い話題で盛り上がれる先生を一人見つけました。その先生は話題リストの中からランダムに話題を選ばせてくれるの。たとえば初回は「アルファベットから1文字選んで」と言われて「G」を選び、「1から22までの数字を一つ言って」と言われて「22」を選ぶと、G-22はGrecia(ギリシャ)で、その日はギリシャについて会話しました。その次に会ったときはB-15を選んでBelleza(美)、3回目はS-30を選んでSexo(ジェンダー)。

 これはいいシステムで、どんな話題に当たるかドキドキワクワクするし、どんなテーマに当たってもそれなりに話せることが分かり、安心します。

 あと、意見の違いが面白い。先生はまだ若いこともあって、割と理想主義的な、極端な意見を言う。でもわたしのほうはなにしろ日本人だし、年もいっているので、何事につけ中道を旨とする。たとえば先生は「内面の美が大事。外見の美に惑わされるのは愚か」と言い、わたしは「わたしは自分が美人じゃないからこそ見た目の美しいものにも憧れるし、自分の内面が外見よりまだましという自信もない」と言う。「こういう話がしたくて、スペイン語をやってるんだよー!」と思えます。先生も楽しそう。

 こういうのを広げていって、またスペイン語でいろいろ話せるようになり、先生眠そう問題を徐々に克服していかれればいいなと思います。

南米に行けない問題

 いろいろあって、肝心の南米旅行も暗礁に乗り上げています。ラパスからウユニまでの直行便はまだ復活しないし、政変の影響でマチュピチュは閉鎖されちゃうし、スケジュールが決まらないせいで格安のデルタ航空のロサンゼルス行きを買い逃しちゃったし(直行便の往復が7万だったのよお。なんでとりあえず買っとかなかったんだ! 馬鹿馬鹿馬鹿!)。

 でも行かれるチャンスはいつか必ず巡ってくる(と信じたい)。チャンスがいつ訪れても困らないように、引き続きスペイン語のブラッシュアップを頑張ります。

スペイン アランフェスにて

 

 

 

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