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DMMネイティブプランを試してみた

 DMM英会話のプラスネイティブプランを1ヶ月間試してみました。初月30%オフ+ネイティブチケット2枚つきというキャンペーンにまんまと釣られちゃった^^;。

 プラスネイティブプラン(15,800円/月)とスタンダードプラン(5,500/月)との違いは、英、米、豪、カナダ、アイルランド、南アフリカ、ニュージーランドの先生を指名できるかどうか。ネイティブプランでも、スタンダードプランの先生を指名することは可能です。

※ 2022年4月追記 現在の価格はプラスネイティブプラン(16,590円/月)、スタンダードプラン(6,480/月)。英、米、豪、カナダ、アイルランド、南アフリカ、ニュージーランドの先生に加え、台湾・韓国・日本の講師が選べ、韓国語と中国語も公式に学べるようになりました。

 1ヶ月内に取ったネイティブレッスンの内訳は、

  • アメリカ 10回
  • アイルランド 3回
  • オーストラリア 2回
  • ニュージーランド 1回
  • イギリス 1回
  • カナダ 1回
  • 南アフリカ 0回

 合計18回。南アの先生のレッスンはまだスタンダードプランとネイティブプランが分かれていなかった頃に何度か取ったので、今回は取りませんでした。

 アメリカが多いのは、たまたま気に入った先生がいたからです。人間的に面白い上に、アイルランド系。アイルランドについても聞けて良かったです。

 この先生と、もう一人アイルランドの先生のレッスンが受けられなくなるのは残念ですが、まあわたしには普通のプランで十分かな、と思ったので、お試しは1ヶ月で終了。更新日にスタンダードプランに戻ってきました。

 でも一ヶ月間プラスネイティブコースを試してよかった。ネイティブコースの特徴、スタンダードコースとの違いが分かりました。

 以下に、気づいた点を列挙します。

人気講師のレッスンがとりやすい

 ネイティブレッスンのほうが、人気講師のレッスンが予約しやすい気がしました。スタンダードコースで大人気の先生はスロットが開かれた途端、一瞬で全レッスンが埋まってしまいますが、プラスネイティブプランでしか取れない先生は、最高に人気でもなんとか取れる。先生と生徒の数のバランスが良いのでしょうか。

ネイティブ講師への評価は甘め?

 ネイティブ講師に対する評価のほうが、非ネイティブ講師に対するより、若干甘めな気がしました。ネイティブの評価は0.1くらい差し引いて考えたほうが良いのでは。たとえばネイティブの先生の4.8は非ネイティブの先生の4.7と同等くらいと考えるとよいということです。先生への評価って、評価数が少ないとアテになりませんが、数十を数えるあたりから信頼できるようになり、0.1の違いはかなり大きい。

ネイティブのほうが普通の人が多い

 DMMの非ネイティブ講師は知識階級の高学歴な子弟の割合が高いけれど、ネイティブの先生は一般人が多く、高学歴が少ない。非ネイティブにはハーバード在学中もチラホラいますが、ネイティブにはいない。アメリカやイギリスで学歴があったら、もっといい職に就けるからかも。

ネイティブのほうが自然体

 ネイティブのほうが、よくも悪くもリラックスしている印象を受けました。ネイティブはネイティブであるという絶対の自信があるからかな。先生が知らない語彙をわたしが使っても動じない。公然と辞書を引き、「へー、そういう単語があるんだー」としれっとしている。非ネイティブの先生は辞書をこっそり引き、最初から知っていたような顔をしますが(笑)。

 あと、ネイティブの先生は答えにくい質問をすると、本気で考え込んじゃったり、言いよどんだりする(笑)。これは非ネイティブにはないことです。非ネイティブの先生は考えているときでも「どう説明すればいいんだろう?」などと言って会話を繋ぎ、かっこ悪いところを見せない。そういう会話に慣れていたものだから、びっくりしました。でも通常の会話に近いのはきっとネイティブとの会話のほうなのでしょうね。
 

ネイティブの英語のほうがハードルが高い

 人にもよるものの、概してネイティブの英語のほうが聞き取りづらいという傾向をはっきり感じました。喋るスピードは変わらないものの、発音がはっきりしない。特にアメリカ人。また、人によってなのか、出身地によってなのか、それぞれクセがある。ボキャも偏っていて、思わぬ単語を使ってくる。非ネイティブが使う世界標準的な英語に比べ、全体的にネイティブの英語は聞き取りのハードルが明らかに高いと感じました。

 あと、文法にかっちり則った英語を話すのは、むしろ非ネイティブのほうかも。ネイティブの英語は、「え、そこtheつけないんだ?」と思ったりすることがありました。

ネイティブはクール?

 何かについて一生懸命説明したのに、軽く一言「OK」とクールにいなされることが何度もありました。これ、正直イヤでした。「あっそ」と興味なさげに言われている気がして。いままで非ネイティブの先生からされたことのない反応だっただけに、最初は「何がOKだよ」と内心カチンときました。その先生は何を話しても、終始こういう反応だったんです。でもその後、他の国のネイティブの先生方からもときおり同じ反応が返って来たので、これは英語ネイティブ特有の相槌の打ち方なのかな?と思いました。

ネイティブの英語は柔らかい

 ネイティブの英語は、柔らかい感じがしました。柔らかいというか、なんというか、滑らかというか、流暢というか。・・・いや、非ネイティブの先生だって流暢は流暢なんですが、今回ネイティブと数多く話したことで、非ネイティブの英語には微妙な固さのようなものがある場合があることに気づきました。


 夫に「せっかネイティブプランにしているんだから、ネイティブのレッスンを集中的に受けた方がいいのに」と言われましたが、ワールドトラベル中だったこともあり、プラスネイティブプラン中も、標準プランで取れる先生のレッスンをよく取っていました。結果的に、ネイティブの英語だけでなく、様々な人の英語に触れ、比較できたのはよかったと思います。

 DMM英会話ではネイティブ・非ネイティブを出身国で区別しており、非ネイティブにカテゴライズされていても、実際は英語ネイティブ、もしくは同等レベルの先生が相当数います。今回ネイティブコースを試したおかげで、固い英語と柔らかな英語の違いを耳で聞き分けられるようになったので、今後の先生選びに役立てようと思います。

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