日本語

受ける? 受けない? 日本語教育能力検定試験

 日本語教育能力検定試験の準備を4月から始めました。

 とはいうものの、実は今回の日本語教育能力検定試験、まだ受けるかどうか決めていません

受験料大幅値上げ

 2月に過去問を初めてやった時は受ける気満々だったのですが、今年の実施要項を見たら、ぬわあああんと!! 去年より受験料が4000円近くも大幅値上げ!!

 いやー、去年の10800円だって相当高いと思ったのですが、14500円とは・・・! さすがに受験を迷います。

 しかも。約2年後に日本語教師が国家資格化する計画があるらしく、現在の日本語教育能力検定試験の資格としての扱いがその後どうなるのかはまだ不明だそうです。

 つまり今年大枚はたいて受けて受かってもわずか二年後には資格の価値がチャラになるかもしれないってこと?!

 うー・・・、それって、数年待って国家試験受けるほうが賢くないですかー?

 過去問をどっさり揃えてしまったし、学んでソンはないので、秋までに過去問をやり終え、受ければ受かるくらいの実力はつけておこうと思いますが、実際に受けるかどうかはまだ未定です。

 検定試験を受け始めてかれこれ20年。毎年のように何かしらの試験にチャレンジしてきましたが、受けるかどうかわからない試験の対策をするのは、初めての試みです。検定試験という目標なしに果たして学習のモチベーションが保てるのだろうか? 自分でも分かりません。

 でももしこの状況で過去問を全部やり終えることができたら、一皮剥けるなと思います。検定試験で釣らなくても学習し続けられる、そんな自分にもしなれたらすごいなあ〜! 展開は今後のお楽しみです^_^

聴解対策

 さてと。試験対策は、まず試験IIの聴解から始めました。対策はやる気のするところから取り掛かるのがわたしのスタイル。聴解は苦手なので、いつもなら敬遠するところですが、今回は聴解が一番やりやすい。なぜって短いからです。試験1と3を合わせて3時間半に及ぶ長大な筆記に比べ、聴解だけなら一回分が30分で終わらせられるので気分的に楽。

 最初に過去問を試験Ⅱ(聴解)のみ2回分解きました。40点満点中、29点と26点でした。

 答え合わせをしたあとは復習をしました。問題を解くカギとなる知識を用語集で調べ、過去問コピーの隙間にめいっぱい書き込んだ。

 問3が一番努力が報われやすい問題だと思ったので、まずはここを重点的にやることに。この問題を解くのに必要となる知識をコピーの裏紙に書きなぐりました。口腔断面図と調音法・調音点の知識です。赤で書いてあるのは、その時手に握っていたのが答え合わせ用の赤ペンだったからです^^;

 赤で見づらかったので、もう一度まとめ直しました。↓

 でもこれもぐちゃぐちゃで、あとから見る気にならなかったので、エクセルで書き直しました。すっきり〜!!

クリックすると原寸で表示されます
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 口腔断面図はこちらのサイトで配布されている画像を使用させていただきました。ありがとうございます!

 何度も書いたので、だいたい覚えました。でももっと時間的余裕をもって問題に答えたいので、口腔断面図を一目見ただけで「両唇鼻音!」「歯茎硬口蓋摩擦音!」などと間髪を入れず答えられるくらいまで頭に叩き込もうと思います。

 練習用に書き込みできる空欄版も作りました。↓ 

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 印刷してこんな感じに書き込んでいます。↓

 こういう発音の知識って、他の外国語にもダイレクトに役立ちます。だから学ぶのが楽しい❤️💕

 例えば、英語のjとフランス語のjの違い(=トルコ語のcとjの違い)が理屈で分かりました。こういう「知って良かった」を意欲の燃料に、学び続けられたらいいなと思います。

 さてどうなりますことやら。

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